これは「海街diary」に共感した4組のアーティストが、映画の雰囲気に合致する自身の曲を持ち寄った配信限定アルバム。
なお「海街イメージコンピレーション」の配信開始に伴い、参加アーティストからコメントが到着。映画の感想も含め以下のように語っている。
玉城千春(Kiroro)コメント
じんわりじんわり涙が溢れていました。
私達も母として、当たり前の毎日を一生懸命がむしゃらに、子供達と向き合い過ごしています。
現実は、意外に厳しく、愛おしく、儚いもの。
見落としがちですが、ほんとに普通が普通じゃないんですよね。
この映画を見て、平凡に思える毎日の中に、いろんなドラマがあるということ。
命は繋がっているということ。
許し合えることで、救われること。
助け合える絆が自信に繋がること。
愛にはいろんな形があること。
生きていることに悪い意味はひとつもないということ。
みんなみんなが宝物。
今この時がそれぞれの想いで動いていること。
なんだか、言葉にしたらきりがないほど、たくさんのことに気づき考えています。
さち姉の、大きな大きな悲しみと大きな大きな愛とが、姉妹を育てていく姿を見て、母として負けてられないな。
と思いました。
宝物を私は3人育てています。
ガサガサな、母ですが、
大切に育てていきます。
命に感謝。。。
金城綾乃(Kiroro)コメント
心の中に柔らかな風が吹くようにこの映画は始まりました。
誰だって想い悩み生きている。
でも、許し合うこと、受け入れていくことが出来れば人は優しさを持つことが出来るのだろう。
人は必要とされることで、生きていることを感じると思う。
きっとみんな居場所を探していて迷いながらも進んでいる。
この物語はお友達の話を聞いているように穏やかなリアリティをもって問いかけてくる。
私も長女だから幸の気持ち分かる気がした。みんなを守りたいと思う、父に母に力を抜いて甘えたい気持ち。
そんな幸が父を想う姿は、人はみな完璧じゃない、でも相手を理解しようとする心があれば少しずつ道は開けていくのかな。
生きていると、妬み嫉み様々な気持ちが心を支配してしまいそうになるけど、それだけになってしまったら幸せはきっと感じられない。
尊重し寄り添い想い合うことで生まれる愛。
優しい時間をこの映画はくれました。
温かな音楽にのせて柔らかな時間を心からありがとう。
つじあやの コメント
四季を生きる人々の、しなやかな愛情たち。じんわりとしみわたりました。
見えなくても、隣にいなくても、思いは寄り添うことができる。
大切な人は、ずっと心の中で生きているんだなあと思いました。
映画の舞台である鎌倉の優しい風景に、「忘れないで」(※イメージコンピ収録つじセレクト曲)が聴こえてきました。
渡和久(風味堂)コメント
突然やってくる喜怒哀楽はあるとき不条理で、そしてあるときは矛盾に溢れていたりする。
お互いがお互いを支え合い、だけど頼りにも当てにもせず、生きることにきちんと向き合う姉妹の物語。
年を重ねても変わらない場所と想いがそこにある。
この映画に自分たちの楽曲を投影したらこの曲でした。
そして忘れてはならない池田貴史の豪華女優陣を相手にした快演にも大きな賛美を送りたい。
「海街diary」染みる作品でした。
藤巻亮太 コメント
「海街diary」、原作である漫画としてもとっても大好きな作品です。
人の心の繊細な表現に何度も自分の心も揺さぶられました。
その優しさ悲しさ美しさが、素晴らしいクリエイターの皆さん達のエネルギーによって、
更に新たな命を宿してスクリーンに映し出されていました。
心が震えました。
本当に大好きな映画です。
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リンク
- 映画「海街diary」公式サイト
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さんさん @MALMUNIA
こんなところでもつじあやのさんがからんでいたんですね〜
「海街diary」にぴったりな楽曲をつじあやの、藤巻亮太らがセレクト - 映画ナタリー http://t.co/Xp0TrLKKKu