ドリ企画の冬フェス｢WINTER FANTASIA｣が華やかに開幕

DREAMS COME TRUEが企画する冬のライブフェス「WINTER FANTASIA」の初日公演が、12月10日に大阪城ホールにて開催された。

この日ステージに立ったのは、DREAMS COME TRUEを筆頭にWho the Bitch、LOVE、FUZZY CONTROL、中澤信栄といった「DCTgarden」に所属する実力派5組。ライブ開始前にはMCを担当する中村正人が登場し、「WINTER FANTASIA」が新しい音楽に出会うイベントをテーマにしたフェスであることを説明。その後、次々とアーティストがステージに立ちパフォーマンスを披露した。

ehiとNao★によるボーカルの掛け合いが魅力のWho the Bitchは、ガレージロックからエレクトロチューンまで多彩なナンバーで観客を魅了。LOVEはギターの弾き語りで、最新シングル「君は僕のセンユウ」などを伸びやかな歌声を響かせた。出演者の中でも特にロック色の強いFUZZY CONTROLは最新シングル「latest」を含む4曲をパワフルに演奏し、中澤信栄は「涙雨」などを歌い上げ、ソウルフルな歌声で会場を圧倒した。

トリを務めたのはDREAMS COME TRUE。前に登場した4組のエネルギッシュなパフォーマンスに感化され、吉田美和と中村正人の演奏にも熱がこもる。単独公演に比べ短めの時間ではあったが、ダンサブルなナンバーを次々と歌い上げ、会場をハッピーな空気で満たした。

なお「WINTER FANTASIA」は、この後名古屋、札幌、埼玉でも行われ、12月29日にマリンメッセ福岡でファイナルを迎える。