OBLIVION DUST、7年ぶりBLITZで濃厚ライブ展開

2008年12月5日 21:52 1 2 音楽ナタリー編集部

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OBLIVION DUSTが12月2日と3日、赤坂BLITZにて今年2月以来となるワンマンライブを行った。

今のところ、今後のバンドのスケジュールは未定。ファンは2009年の動向に注目しておこう。

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本来は5月11日に同会場でライブを行う予定だった彼ら。しかし、直前に参加したライブイベント「hide memorial summit」でK.A.Z（G）が左足かかとを骨折し、残念ながらBLITZ公演がキャンセル。今回の2days公演はメンバーにとっても、そしてファンにとっても待望のライブとなった。

OBLIVION DUSTは11月11日に「ROCKSTAR TASTE OF CHAOS」に出演し、約半年ぶりにライブを実施。これに続く今回のBLITZライブには、両日とも大勢のファンが詰めかけた。12月2日の公演はファンやバンドから、お互い様子を見るような空気が感じられたものの、おなじみの代表曲が次々に披露されると空気は一変。モッシュやクラウドサーフをするファンの姿も見られ、約10カ月ぶりのワンマンライブを思う存分に楽しんでいるようだった。

赤坂BLITZはOBLIVION DUSTが解散前、何度もライブを行ってきた、バンドやファンにとってある種ホームグラウンドともいえる会場。そんな思い出の地で7年8カ月ぶりにライブを行うことができる喜びを、KEN LLOYD（Vo）は2日間の公演中、何度も口にした。

12月3日の公演は、前日よりもさらに多くのファンが会場に集結。オープニングの「MICROCHIPPED」からクライマックスともいえる盛り上がりで、前日よりも多くのクラウドサーファーが観客の頭上を転がっていった。その熱気はバンドにもダイレクトに伝わり、K.A.Zはステージに寝転がってギターを弾きまくり、KENはフロアに向かって何度もペットボトルの水を撒くなど、興奮が隠しきれない様子。RIKIJI（B）がステージ中央のモニタースピーカーの上でベースを弾くと、その足の間からKENが顔を出して歌うなど、いつも以上にライブを楽しんでいるようだった。

またこの日のMCでは、KENが「再結成したんだから、もう解散しません」と宣言。フロアが大歓声に沸くと、KENは「やべぇ、言っちゃったよ」とRIKIJIやK.A.Zのほうを向いて照れながら笑った。その後、「YOU」「GOOD BYE」「DESIGNER FETUS」といった人気曲を立て続けに披露。両日とも最後は、5月にK.A.Zが骨折した際に演奏された「24 HOUR BUZZ」で締めくくられた。

2008年はアルバム「OBLIVION DUST」やシングル「GIRL IN MONO / BED OF ROSES」をリリースし、本格的に復活を果たしたOBLIVION DUST。2009年もVAMPSやFAKE?、mega8ballなどメンバー個々の活動と並行しつつ、新作リリースやライブツアーなど精力的な活躍が期待される。

OBLIVION DUSTライブ＠赤坂BLITZ　セットリスト

【12月2日（火）】
01. MICROCHIPPED
02. CRAWL
03. BED OF ROSES
04. NO REGRETS
05. 30
06. TRUST
07. S.O.S
08. WHEN YOU SAY...
09. HAZE
10. DISAPPEAR
11. NEVER ENDING
12. GIRL IN MONO
13. RADIO SONG
14. YOU
15. GOOD BYE
16. DESIGNER FETUS
17. 24 HOUR BUZZ

【12月3日（水）】
01. MICROCHIPPED
02. CRAWL
03. BED OF ROSES
04. COME ALIVE
05. 30
06. TRUST
07. S.O.S
08. THE OCEAN
09. HAZE
10. DISAPPEAR
11. NEVER ENDING
12. GIRL IN MONO
13. RADIO SONG
14. YOU
15. GOOD BYE
16. DESIGNER FETUS
17. 24 HOUR BUZZ ～ OUTRO