SMAPが歌う香取ドラマ主題歌、作詞作曲は赤い公園・津野

2013年4月2日 6:00 941 1 音楽ナタリー編集部

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SMAPの新曲「Joy!!」が、香取慎吾主演のフジテレビ系ドラマ「幽（かす）かな彼女」の主題歌に決定。同曲の作詞作曲を赤い公園の津野米咲（G）が担当している。

SMAPとは？

ジャニーズ事務所所属の男性アイドルグループ。現在のメンバーは中居正広、木村拓哉、稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾の5人。1991年9月にシングル「Can't Stop!! -LOVING-」でメジャーデビューを果たす。デビュー後数年はセールスが停滞気味だったものの、1994年のシングル「Hey Hey おおきに毎度あり」で初のチャート1位を獲得。以降は着実にセールスを上げていき、1998年のシングル「夜空ノムコウ」では初のミリオンヒットを達成する。2003年に発売された「世界に一つだけの花」は200万枚を超える最大のヒット作に。以降も数々の代表曲を生み出し、トップアイドルの座に君臨し続けている。各メンバーは音楽以外にも、ドラマや映画、バラエティ番組などでも活躍中。

赤い公園とは？

2010年1月に高校の軽音楽部の先輩後輩だった佐藤千明（Vo）、津野米咲（G）、藤本ひかり（B）、歌川菜穂（Dr）の4人で結成。東京・立川BABELを拠点に活動をスタートさせ、ミニアルバム「透明なのか黒なのか」でメジャーデビューを果たす。しかし津野の体調不良を受け、2012年10月より半年間活動を休止。2013年3月に活動再開を発表したのち、5月に東名阪で復活ツアーを開催し、8月に1stフルアルバム「公園デビュー」を発表した。2014年9月に亀田誠治、蔦谷好位置、嶋津央、蓮沼執太といった豪華プロデューサー陣を招いてメジャー2ndアルバム「猛烈リトミック」をリリース。この作品は「第56回日本レコード大賞」の優秀アルバム賞に選出された。2017年8月にアルバム「熱唱サマー」リリースし、同月に行ったワンマンライブを最後に佐藤が脱退。2018年2月のベストアルバム「赤飯」発売後、5月に新ボーカリストとして石野理子（ex.アイドルネッサンス）が加入。2019年8月に新体制初の音源となる配信シングル「凛々爛々」、10月に5曲入りの新作「消えない - EP」をリリース。2020年5月に現体制初のアルバム「THE PARK」を発表した。10月に津野がこの世を去り、2021年3月の発表で開催することを表明。5月に中野・中野サンプラザホールでラストライブ「赤い公園 THE LAST LIVE『THE PARK』」を行い、約12年の活動を終えた。

「幽（かす）かな彼女」は、中学校を舞台にしたハートフルなラブコメディ。香取が演じる中学教師が、杏が演じる元教師で今は地縛霊と化したアカネと出会い、教師としての情熱を取り戻していく姿が描かれる。なおドラマには前田敦子、Kis-My-Ft2の北山宏光も出演する。

「Joy!!」はドラマの世界観にマッチした楽曲で、SMAPのメンバーやスタッフが“ドラマ主題歌としてふさわしい楽曲”を協議し、選んだナンバー。香取は「初めて聞いた時から、学校が舞台のこのドラマにぴったりな曲だなと思いました。みんなが思い悩むことも全て『Joy!! Joy!!』という魔法の様な言葉で、ひとりではなくみんなで次の一歩を踏み出せそうな曲だと思います」とコメントしている。

楽曲のアレンジは菅野よう子が担当。バンドサウンドに加え、鍋のフタやおたま、ハイヒールで歩く音や缶ビールを開ける音、ドラマの中で生徒役として出演するジャニーズJr.の森本慎太郎、神宮寺勇太、岩橋玄樹らキャストたちのコーラスなどを取り入れ、にぎやかで楽しい雰囲気を作り出している。