今回のツアーは「井上陽水 Tour 2011 Powder」と題して2月よりスタート。当初は全18公演が予定されていたが、震災の影響を受けて3公演が中止となり、昨夜のツアーファイナルは3月の振替公演として実施された。
今回のツアーメンバーはボーカル&ギターを担当する陽水と、ギター、パーカッション、キーボード2名の計5名。ベースレスかつドラムレスというユニークな編成で、ライブ冒頭から「リバーサイドホテル」「飾りじゃないのよ涙は」を披露し、昨年11月にリリースした約4年ぶりのオリジナルアルバム「魔力」からは「覚めない夢」を演奏した。
MCでは東日本大震災について「何を言えばいいか、適当な言葉も浮かびません。しかし今みんなで2時間黙祷するわけにもいかないので」と話しつつ「最後のニュース」「氷の世界」など、迫力の歌声でその心境を伝えた。アンコールラストの「結詞」まで全21曲を満員の観客に届けた陽水は「どうぞお体に気を付けて、お元気で」と挨拶。ツアーファイナルは大盛況のうちに終了した。
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- 井上陽水 オフィシャルサイト
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2011年同日同時刻 @2011remind
【2011年5月20日21:23報道】井上陽水、震災延期のツアーファイナル大盛況で終了 https://t.co/jn3zaksOWt