中島美嘉、2年ぶりツアー初日でファンの温かさに涙

4月28日、中島美嘉が約2年ぶりとなる全国ツアー「MIKA NAKASHIMA CONCERT TOUR 2011【THE ONLY STAR】」の初日公演を愛知・名古屋センチュリーホールにて行った。

大歓声に迎えられた中島は、オープニングMCで「皆さん、こんばんは！ 中島美嘉です！ 1曲1曲心を込めて歌います。みなさん最後まで楽しんでいってください！」と元気よく挨拶。ファンからは「おかえり！」と復帰を喜ぶ声援が飛んだ。

ライブでは、数々のヒットナンバーや最新楽曲「Dear」を含む全19曲を熱唱。また、今ツアーから一新したサポートバンドには、カトウタロウ（G / ex. BEAT CRUSADERS）、松井泉（Per / ex. bonobos）ら若手メンバーを起用。新鮮かつパワフルなサウンドが中島の歌を彩る。

アンコールでは、デビュー10周年を迎えたことについて「始めた頃は10年も続くと思ってなかったです。10年経ってもこんなにお客さんが来てくれて本当にありがたいと思ってます」と話し深々と頭を下げた後、最後の曲へ。その曲中、今までこらえていた涙があふれ出しながらも最後まで絶唱する中島の姿に、会場はこの日一番の感動に包まれた。

全国ツアー「MIKA NAKASHIMA CONCERT TOUR2011【THE ONLY STAR】」は全国25都市32公演を予定。総動員数約10万人を見込んでいる。