小沢健二「シッカショ節」ライブ音源をダウンロードリリース

2

420

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 83 40
  • 1 シェア

本日7月6日より、小沢健二のオフィシャルサイトにて新曲「シッカショ節」のライブ音源のダウンロード販売がスタートした。

「投げ銭について」という文章では、振込先の銀行が特定の地域に集中していることについても言及。また今作のライブレコーディングにはエンジニアとして近藤健一郎と浜野浩幸が参加していることも明らかになった。

「投げ銭について」という文章では、振込先の銀行が特定の地域に集中していることについても言及。また今作のライブレコーディングにはエンジニアとして近藤健一郎と浜野浩幸が参加していることも明らかになった。

大きなサイズで見る

6月25日の福岡サンパレス公演をもって13年ぶりのツアー「ひふみよ」の全行程を終えた小沢健二。その後彼はオフィシャルサイトに「頬に笑みをたたえて」と題したメッセージを公開し、七夕の前日・7月6日に「さらに何か」が更新されるという予告を行っていた。

新曲「シッカショ節」は、ツアーのセットリスト中盤で披露されていた、和のリズムが楽しく日本の夏祭りを想起させるナンバー。今回リリースされたのは、5月25日の東京・中野サンプラザ公演で録音された楽曲となる。

この曲は“投げ銭式”でのリリースとなり、楽曲をダウンロード後、リスナーが自由に金額を設定し、指定の口座に振り込む形式がとられている。これは、2007年にRADIOHEADが新作「IN RAINBOWS」をリリースした際の販売形態と同様のものとなっている。

なぜこの“投げ銭式”リリースを採用したかについて、小沢は「僕が主に住んでいるアメリカではドネーション(寄付)という行為が一般的に行われています」「例えばラジオなどがリスナーからの寄付で成り立っている状態は、番組が聞く人と直接つながる上で、とてもよい状態のように思います」「送り手と受け手が直接につながるという点では、ドネーション方式は意味があると思います」と説明。また“投げ銭”という呼び名について「芸を見て喜んだ人が銭を投げる、という日本古来の風景を残す」言葉として、今回の行為に合っていると考えたという。

販売ページではそのほか、歌詞、最新写真、ツアーでステージ上のバンドメンバーが踊っていた振り付けの紹介、演奏・録音の詳細なども公開。待望の新曲を多角的に楽しめるコンテンツが掲載されている。

ダウンロードページへは、オフィシャルサイトのトップページ「すすむ」をクリックし「さらに何か」から。ファンは新曲を思う存分楽しんでおこう。

この記事の画像(全1件)

読者の反応

  • 2

かがりはるき @kgrhrk

音源といえば、2010年の「ひふみよ」後の「シッカショ節」はいつごろ公開されたんだっけ? と調べてみたら、2010年6月25日に最終日の福岡公演で、同年7月6日にはもう「シッカショ節」が公開されていた模様。早っ! https://t.co/i7HKprFQPG #ozkn

コメントを読む(2件)

リンク

このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。 小沢健二 / 東京スカパラダイスオーケストラ の最新情報はリンク先をご覧ください。

音楽ナタリーでは国内アーティストを中心とした最新音楽ニュースを毎日配信!メジャーからインディーズまでリリース情報、ライブレポート、番組情報、コラムなど幅広い情報をお届けします。