さくら学院に転入生2名加入、山出愛子率いる生徒会は4人体制に

68

1094

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 366 694
  • 34 シェア

さくら学院が本日5月7日に東京・恵比寿ザ・ガーデンホールにて、2017年度最初のイベント「さくら学院 2017年度 ~転入式~」を開催した。

2017年度生徒会メンバー。左からトーク委員長の岡田愛、顔笑れ!!委員長の岡崎百々子、教育委員長の麻生真彩、生徒会長の山出愛子。

2017年度生徒会メンバー。左からトーク委員長の岡田愛、顔笑れ!!委員長の岡崎百々子、教育委員長の麻生真彩、生徒会長の山出愛子。

大きなサイズで見る(全12件)

今年3月に行われた卒業公演で倉島颯良と黒澤美澪奈が中等部卒業と共にグループを卒業し、10人体制となったさくら学院。彼女たちは本日行われた「転入式」で、小等部5年の田中美空(たなかみく)と八木美樹(やぎみき)という2名の転入生(新メンバー)を迎え、2017年度の幕開けを飾った。

会場にチャイムの音が鳴り響き、山出愛子、岡田愛、岡崎百々子、麻生真彩、日高麻鈴、新谷ゆづみ、藤平華乃、吉田爽葉香、有友緒心、森萌々穂の10人が登場。彼女たちは藤平の指揮で「School days」を歌い始め、ライブをスタートさせる。10人は息の合ったラインダンスで魅せる「ベリシュビッッ」、元気いっぱいに歌い上げる「チャイム」とハツラツとしたパフォーマンスでさっそく父兄(さくら学院ファンの総称)を熱狂させた。

10人体制でパフォーマンスするさくら学院。

10人体制でパフォーマンスするさくら学院。[拡大]

新年度最初のMCで生徒たちは全員の学年が1つずつ上がったことを報告。昨年小等部6年でさくら学院に転入した森萌々穂は「中等部になってネクタイ(を付けること)になったし、初めて転入生を迎えて先輩になるのですっごいワクワクしています!」と目を輝かせた。その後10人はさくら色のフラッグを振る「Hello!IVY」、軽快なサウンドの「Song for smiling」、動物が題材となった「アニマリズム」をパフォーマンス。直後のMCでは2014年度以来の披露となる「アニマリズム」についてのトークが展開され、「カピバラのポーズは2015年度卒業生の大賀咲希が担当していたこと」「動物のポーズは2014年度のメンバーが考えたこと」など、振り付けにまつわる豆知識が届けられた。

そのほかMCでは恵比寿ザ・ガーデンホールが、さくら学院史上最大人数の6人の転入生を迎えた2015年度転入式と同じ会場であることが話題に上がる。2015年度転入生を代表して、岡崎は在校生が踊っているのをモニターで観たり、自撮り動画を撮ったりしながら舞台裏で待機していたことを明かすと、山出や岡田は「在校生が顔笑ってるのに何やってるの!」とすかさず突っ込みを入れ、岡崎と同じく2015年度転入生の日高は「思い出作り」と岡崎をフォローしていた。

吉田と有友からなる購買部は、大好きな吉本新喜劇のネタを盛り込みながらグッズを紹介。軽快なやり取りで商人根性を見せたあと、メガホンを手に「ピース de Check! -2016-」を披露した。購買部の出番が終わり、イベントは転入生を迎える「ホームルーム」のコーナーへ。担任の森ハヤシが「どんな転入生がいい?」と生徒たちに尋ねると、岡田は森萌々穂を見やりながら「これ以上ぶりっ子キャラに入られると困る」と渋い表情を浮かべる。一方の森萌々穂は「どんな子が入ってきてもいい」とぶりっ子キャラを全開にし、「めぐちゃんはもっと大きな心を持たないと」とニコニコしていた。“ゆづみんつぐみん”こと新谷と有友は「武道館埋めたいから1万人!」「メンバーで埋める気かーい!」と漫才ふうのやり取りで父兄を笑わせた。

転入生の田中美空と八木美樹。

転入生の田中美空と八木美樹。[拡大]

在校生たちの転入生予想大会が終わり、いよいよ転入生がステージへ。まず登場したのは大分県出身の田中で、彼女はさくら学院では昨年度卒業生の黒澤美澪奈に憧れていることを明かす。さらに「これだけは譲れないものは?」という質問に対し「犬だけはゆずれない」と答え、愛犬家である一面を見せた。もう1人の転入生・八木は大阪府出身で、特技は英語とけん玉。英語が得意な日高と英語で会話をしたり、けん玉を特技としている麻生とけん玉対決をしたりと、在校生とのやり取りで父兄の視線を釘付けにした。ホームルームが終わり、12人は「FRIENDS」を歌唱。等身大の友情ソングで父兄を盛り上げた。

7代目生徒会長に任命された山出愛子。

7代目生徒会長に任命された山出愛子。[拡大]

一度生徒たちがステージを捌け、イベントは生徒会長をはじめとする役職が発表される生徒総会へ。メンバーの緊張をほぐすべく校長の倉本美津留は「まず森先生の解任を告げようかな」と冗談を言い、生徒会メンバーを1人ずつ挙げていった。これにより山出は7代目生徒会長に、岡田は4代目トーク委員長に、岡崎は新設された“顔笑れ!!委員長”に、麻生は2代目教育委員長に就任。顔笑れ!!委員長はさくら学院全体の雰囲気を明るく保つ係で、ムードメーカーの岡崎が適任だと倉本校長が思ったため新設された。トーク委員長になった岡田は「歴代のトーク委員長やМC委員長に学んだのは『トークで一番大事なのは自分の気持ちを伝えること、届けること』だと思っています。さくら学院の気持ちや愛を届けられるように顔笑ります。個性の強すぎるメンバーの面白いところ、優しいところ、ちょっと悪いところ、悩んでいるところ……全部引き出して皆さんに伝えていけたらいいなと思います」と語り、顔笑れ!!委員長になった岡崎は「初代顔笑れ!!委員長に任命してもらいました。こんなに素敵な役職に就けてうれしいです。みんながうまく行かなかったときに笑顔で『顔笑ろう!』って一発目に言える存在でいたいです」とマイクを握りしめた。

「さくら学院 2017年度 ~転入式~」の様子。

「さくら学院 2017年度 ~転入式~」の様子。[拡大]

中等部2年ながら生徒会の教育委員長に任命された麻生は「真彩はもっと教育されなきゃまだまだだと思っているので、後輩を教育しながら自分も教育されたいです。応援よろしくお願いします!」と言葉に力を込め、7代目生徒会長という大役を任された山出は「どんなことがあっても支え合って、たくさん泣いて、たくさん笑えるさくら学院を作っていきたいです。父兄さんたちにとっても、私たちにとっても史上最高のさくら学院に絶対してみせます!」と決意表明。スピーチを終えても緊張した面持ちの山出に岡崎は「顔笑ろう!」と声をかけ、その言葉を受けて笑顔になった山出は「この4人を中心に素敵なさくら学院を作っていきます!」と力強く宣言したあと、仲間たちと共にさくら学院のデビュー曲「夢に向かって」を披露する。曲中、麻生が「これからこの12人でたくさん成長できるように顔笑ります!」と叫ぶと、会場から大歓声が湧き上がった。本日の公演の模様は明日5月8日に全国の映画館にてライブビューイング上映される。詳細はさくら学院のオフィシャルサイトにて確認を。

またさくら学院は5月20日に神奈川・はまぎんホール ヴィアマーレにて、転入生にフォーカスを当てたイベント「さくら学院☆2017 ~転入生オリエンテーション~」を2部制で開催する。

この記事の画像(全12件)

さくら学院 2017年度 ~転入式~ 2016年5月7日 恵比寿ザ・ガーデンホール セットリスト

01. School days
02. ベリシュビッッ
03. チャイム
04. Hello!IVY
05. Song for smiling
06. アニマリズム
07. 君に届け
08. ピース de Check! -2016- / 購買部(吉田爽葉香、有友緒心)
~ホームルーム~
09. FRIENDS
~生徒総会~
10. 夢に向かって

さくら学院 2017年度 ~転入式~ ライブ・ビューイング

日時:2017年5月8日(月)19:00~
会場:北海道 ディノスシネマズ札幌劇場 / 東京都 新宿バルト9 / 東京都 TOHOシネマズ日本橋 / 神奈川県 TOHOシネマズららぽーと横浜 / 千葉県 TOHOシネマズららぽーと船橋 / 埼玉県 TOHOシネマズららぽーと富士見 / 京都府 MOVIX京都 / 大阪府 なんばパークスシネマ / 福岡県 TOHOシネマズ天神 / 鹿児島県 TOHOシネマズ 与次郎

日時:2017年5月11日(木)20:55~
会場:愛知県 ミッドランドスクエアシネマ

さくら学院☆2017 ~転入生オリエンテーション~

2017年5月20日(土)神奈川県 はまぎんホール ヴィアマーレ
[1時限目]OPEN 13:15 / START 14:00
<出演者>
山出愛子 / 岡崎百々子 / 新谷ゆづみ / 吉田爽葉香 / 有友緒心 / 八木美樹

[2時限目]OPEN 17:15 / START 18:00
<出演者>
岡田愛 / 麻生真彩 / 日高麻鈴 / 藤平華乃 / 森萌々穂 / 田中美空

全文を表示

読者の反応

倉本美津留 @kuramotomitsuru

さくら学院2017年度も宜しくお願いいたします。校長でした。
https://t.co/mGpdI2qJ3X

コメントを読む(68件)

リンク

このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。 さくら学院 の最新情報はリンク先をご覧ください。

音楽ナタリーでは国内アーティストを中心とした最新音楽ニュースを毎日配信!メジャーからインディーズまでリリース情報、ライブレポート、番組情報、コラムなど幅広い情報をお届けします。