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Cocco、沖縄の“今”を描く映画「人魚に会える日。」に出演

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映画「⼈魚に会える⽇。」のワンシーン。(C)映画「⼈魚に会える⽇。」

映画「⼈魚に会える⽇。」のワンシーン。(C)映画「⼈魚に会える⽇。」

Coccoが出演する映画「人魚に会える日。」が、2016年2月21日より沖縄・桜坂劇場にて公開されることが決定した。

「人魚に会える日。」は、13歳だった2010年に映画「やぎの冒険」を発表し、脚光を浴びた沖縄出身の若手監督・仲村颯悟の最新作。人魚伝説のモデルとなったジュゴンをテーマに、戦後70年を迎える沖縄の今を若者の視点で切り取り、さまざまな問題の間で揺れ動く高校生の心情を映像で表現している。

映画の中では、普天間基地移設に伴う辺野古沖埋め立て問題にも触れているため当初はスポンサー集めに苦戦していたが、クラウドファンディングを導入したところ2日間で80万円を超える支援金を集めるなど賛同者を続々と獲得している。なお本作は、海外の映画祭への出品も予定されている。

また、映画の公開決定の発表にあわせてCoccoのコメントが公開された。「『これから生まれ来る子供たちが また同じ戦いの目撃者に なってしまわないように』懐かしい涙の味にも似た若い力で 一生懸命に製作された このファンタジー映画を観ながらそう願わずにはいられなかった」とその思いをつづっている。

Cocco コメント

身に覚えのある戦いだと、
そう想った。
沖縄に生まれた者として
沖縄に恋し焦がれ
そして憎んで、それでも
ありったけの声を上げていた頃。
あれからもう20年が経つというのに
私はその戦いを終わらせることができず、
挙げ句、あの頃生まれた子供たちが
まだ同じ問題と戦っているのを
こうして目撃している有様だ。
「これから生まれ来る子供たちが
また同じ戦いの目撃者に
なってしまわないように」
懐かしい涙の味にも似た若い力で
一生懸命に製作された
このファンタジー映画を観ながらそう願わずにはいられなかった。

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