星野みちる「黄昏流星群」第3弾でNegiccoと共演＆浴衣生着替え

星野みちるの自主企画イベント「黄昏流星群Vol.03 ～Negiccoと星野みちるの今日は渋谷で6時～」が、7月31日に東京・clubasiaにて開催された。

自主企画「黄昏流星群」シリーズ第3弾となった今回は、Negiccoと小西康陽がゲストで登場。先攻を務めたNegiccoは、Roland TB-303が鳴り響く「Space Nekojaracy」でライブをスタートさせると、「パジャマ・パーティー・ナイト」「ルートセヴンの記憶」「ネガティヴ・ガールズ！」などバラエティに富んだ楽曲を畳み掛ける。「圧倒的なスタイル」ではMeguの「Negicco名物、ラインダンスをしましょう！」の合図で観客もステージ上の3人と同じように肩を組み、ラインダンスで場内に一体感を作り上げた。計10曲を歌ったNegiccoがステージを去ると、次は小西がDJブースへ。小西はTHEE MICHELLE GUN ELEPHANT、Negicco、松田聖子、小沢健二、Daft Punkほか古今東西洋邦の楽曲を織り交ぜたプレイでフロアを盛り上げた。

夏らしい浴衣姿でステージに上がった星野のライブは、新曲「ちょっと SOMETHING NEW」で幕開け。この曲は9月2日にリリースされるニューアルバム「YOU LOVE ME」からの楽曲で、奥田健介（NONA REEVES）が提供したさわやかなポップナンバーだ。この日のライブではほかにも、モータウンテイストのアルバム表題曲「YOU LOVE ME」、タイトル通りのディスコチューン「ディスコティークに連れてって」、小西がサウンドプロデュースを手がけた「夏なんだし」といった新曲も披露された。MCではもはや恒例となりつつある「最高かー」「最高でーす」というコール＆レスポンスで場内は独特なムードに包まれた。また中盤には、星野がおもむろに「暑いなー、浴衣脱ぎたいなー、着替えちゃおうかなー」とつぶやくと、ダンサーのRINGO☆凛子とMIKUがステージ上に白い幕を運び込み、その場で生着替えをすることに。星野は「8時だョ！全員集合」の加藤茶よろしく、ペレス・プラード楽団の「タブー」に乗せて白幕の向こうで浴衣を脱いでいく。「完成しましたー」という星野の合図でダンサー2人が白幕を手放すと、そこにはノースリーブのワンピースに衣装チェンジした星野の姿が。

「clubasia最高かー」「最高でーす」のコール＆レスポンスで再開したライブ後半戦、「腰抜け男子にアイラヴュー」では観客のコールが少ないことに納得がいかない星野が曲を中断し、「腰抜け男子コール知らないの？ ヤバいよちょっと。遅れてる！」とスクリーンに「L・O・V・E ラブリーみちる ヘッポコ ポンコツ 腰抜け ラビュー！」という“腰抜け男子コール”を表示して星野自ら懇切丁寧にレクチャー。曲が再開すると、今度は観客が一体感のあるコールで応戦し、星野は満足げな表情を浮かべた。続いてNegiccoの3人が合流し、小西が楽曲提供したNegiccoのナンバー「アイドルばかり聴かないで」を4人で歌う。Negiccoの去り際、星野が突然「じゃあ最後に好きな男性のタイプを」と質問をぶつけると、3人は戸惑いながらも「堺雅人さんみたいな柔らかい表情の人（Kaede）」「笑顔が素敵な人（Nao☆）」「郷ひろみさんのように色気のある男性（Megu）」と丁寧に答えた。

その後星野は「この道で」「い・じ・わ・る ダーリン」「ワンダランド」「恋のファンフェアー」と4曲を続けて歌い、ライブは終了。アンコールでは星野がNegicco、小西、凛子＆MIKUと出演者全員を呼び込み、にぎやかなステージで「マジック・アワー」を披露した。拍手喝采で出演者たちが見送られる中、最後に1人残った星野はアカペラで「Wish on a Starry Night」を歌い上げた。