「またこの場所で!」ACIDMAN、5回目の武道館でツアーフィナーレ

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ACIDMANのワンマンライブ「ACIDMAN LIVE TOUR “有と無”」が4月18日に東京・日本武道館にて開催された。

ACIDMAN「ACIDMAN LIVE TOUR “有と無”」東京・日本武道館公演の様子。(撮影:河本悠貴)

ACIDMAN「ACIDMAN LIVE TOUR “有と無”」東京・日本武道館公演の様子。(撮影:河本悠貴)

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昨年11月に最新作「有と無」をリリースし、これにあわせ2月からワンマンツアーを実施してきた彼ら。ツアーファイナルにあたるこの日のライブは、バンド史上5回目の日本武道館公演となった。

ACIDMAN「ACIDMAN LIVE TOUR “有と無”」東京・日本武道館公演の様子。(撮影:河本悠貴)

ACIDMAN「ACIDMAN LIVE TOUR “有と無”」東京・日本武道館公演の様子。(撮影:河本悠貴)[拡大]

会場が暗転し「有と無」がSEとして流れると、メンバーがステージに登場。各自準備を整え「永遠の底」からライブをスタートさせた。序盤は「風、冴ゆる」「star rain」とアップテンポな曲が続き、バンドは少しずつ会場を温めていく。「star rain」演奏後、大木伸夫(Vo, G)は「ツアーのファイナルをこの日本武道館で迎えることができて非常に幸せです。ありがとうございます!」とオーディエンスに感謝の気持ちを述べた。

大木伸夫(Vo, G)(撮影:河本悠貴)

大木伸夫(Vo, G)(撮影:河本悠貴)[拡大]

「EDEN」では佐藤雅俊(B)がタオル回しや手拍子を行い、積極的にファンを煽っていく。また大木の「ここからはストイックな世界へとどんどん進んでいきたいと思います」という紹介で始められたインスト曲「en」はプロジェクターで映し出される映像をバックに、バンドは息のあったセッションを繰り広げた。さらに「ALMA」の後半と「世界が終わる夜」にはストリングス隊も演奏に参加。より荘厳なサウンドを展開した。

佐藤雅俊(B)(撮影:河本悠貴)

佐藤雅俊(B)(撮影:河本悠貴)[拡大]

浦山一悟(Dr)(撮影:河本悠貴)

浦山一悟(Dr)(撮影:河本悠貴)[拡大]

ライブ中盤は浦山一悟(Dr)がMCを担当。彼は「ACIDMANはすごく真面目な音楽性ですが、それとは真逆な、ふざけた企画をツアーごとにやっていて。今回は各地方のお土産屋さんに行くと、僕は大木に呼び出されて『これを買うのとドラムを辞めるの、どっちがいい?』って欲しくないものを買わされて……」とツアー期間中の出来事を振り返った。また浦山はツアー中に誕生日を迎え、メンバーから“オムそばカチューシャ”をもらったことを話題にする。浦山は持参したカチューシャをその場で身に付け、佐藤と大木にいじられる一幕もあった。

大木伸夫(Vo, G)(撮影:藤井拓)

大木伸夫(Vo, G)(撮影:藤井拓)[拡大]

ライブも後半に入り、メンバーは「黄昏の街」「FREAK OUT」といったナンバーで観客を盛り上げていく。「Stay in my hand」では大木が「手を挙げてください! みんなで1つになりましょう!」と叫び、ファンのテンションを一気に上げた。そして「最期の景色」で大木の優しい歌声が会場に響き渡り、穏やかな雰囲気が漂う中、メンバーはゆっくりとステージを去った。

ファンの手拍子に応え行われたアンコールは、まず大木のMCからスタート。彼は改めてオーディエンスに礼を言い、「生きることに少し悩んだり、少し悲しみが耐えられなくなったとき、またこの場所で皆さんに会えたらと思います!」と再会を約束した。そして「武道館でしかやったことのない1曲があるんです」と紹介し「廻る、巡る、その核へ」を演奏。オーディエンスはバンドの重厚なサウンドにじっくりと耳を傾けた。さらに大木は「みんながハッピーな気持ちで終わりたいから! 最後は思いっきり盛り上げていきたいんだ!」と語り「新世界」「Your Song」を披露。すべての楽曲の演奏を終えるとメンバーは客席に向けて丁寧に頭を下げ、この日の公演を締めくくった。

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ACIDMAN「ACIDMAN LIVE TOUR “有と無”」
2015年4月18日 日本武道館 セットリスト

01. 有と無
02. 永遠の底
03. 風、冴ゆる
04. star rain
05. EVERLIGHT
06. アイソトープ
07. your soul
08. FREE STAR
09. EDEN
10. en(instrumental)
11. ハレルヤ
12. 2145年
13. ALMA
14. 世界が終わる夜
15. 黄昏の街
16. Stay in my hand
17. FREAK OUT
18. ある証明
19. 最期の景色
<アンコール>
20. 廻る、巡る、その核へ
21. 新世界
22. Your Song

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きたの @KxTxN_dog

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