“死にゆく星の音”で曲制作する企画に蓮沼執太、湯川潮音、ミトら10組参加

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チリの標高5000mの砂漠に世界21カ国が共同で作り上げた史上最大規模の高性能電波望遠鏡「アルマ望遠鏡」が捉えた“死にゆく星の音”を、さまざまなアーティストが楽曲化。その曲を収録したコンピレーションCDを制作するべく、クラウドファンディングで資金を募るプロジェクトが行われている。

「ALMA MUSIC BOX:死にゆく星の旋律 コンピレーションアルバム」制作告知画像

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インスタレーション作品「ALMA MUSIC BOX:死にゆく星の旋律」のアイデアスケッチ。(c)Masashi Kawamura

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東京・21_21 DESIGN SIGHTにて行われた企画展「活動のデザイン展」での展示の様子。

東京・21_21 DESIGN SIGHTにて行われた企画展「活動のデザイン展」での展示の様子。

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光学望遠鏡ではキャッチできない短い波長の電波を捉えることができ、「すばる望遠鏡」や「ハッブル宇宙望遠鏡」の10倍である“視力6000”もの識別能力を誇る「アルマ望遠鏡」。これについてより多くの人々に知ってもらうべく、昨年10月に川村真司を擁するPARTY、portable[k]ommunityの澤井妙治が参加するQosmoという2組の気鋭クリエイターチームが、寿命を迎えようとしているちょうこくしつ座R星が発する電波を「アルマ望遠鏡」で観測したデータをオルゴール盤に置き換えるというアート作品「ALMA MUSIC BOX:死にゆく星の旋律」を発表した。彼らは異なる周波数から70枚のオルゴール盤を作り、星から生まれた70種類のメロディを記録。オルゴールプレイヤーを再生しながら、ディスクの周波数に対応した映像が投影されるというインスタレーション作品を公開した。

今回のプロジェクトは、そのオルゴールのメロディをもとに国内外で活躍しているアーティストたちが楽曲を制作するというもの。日々研究に取り組んでいる世界中の研究者の存在や、広大な宇宙で繰り広げられる星の営みを、音楽として身近に感じてもらうことを目的に、朝日新聞社が立ち上げる新規CF事業「A-Port」の第1弾プロジェクトとして企画された。参加アーティストは澤井妙治、蓮沼執太湯川潮音、伊藤ゴロー、milk(梅林太郎)、Throwing s Spoon(トウヤマタケオ×徳澤青弦)、ミト(クラムボン)、滞空時間、スティーヴ・ジャンセン、クリスチャン・フェネスの10組。クラウドファンディングによる資金募集は5月22日まで行われる。

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cova nekosuki @covanekosuki

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