ギブソンのカスタムショップチームは2011年3月にデジタルスキャナーなどの検査機器を携行して来日し、東京都内の音楽スタジオで民生所有のLes Paulを調査。レコーディング、ライブの現場で長年使い込まれたこのモデルの存在意義を高く評価し、ギブソン・カスタムからの製品化を決定した。
その後“ホワイトギター”と呼ばれるプロトタイプ制作前の未塗装のギターでネック、ボディ形状や全体のバランスなどを確認した民生からのフィードバックをもとに、ギタービルダーの巨匠トム・マーフィーを含むチームがプロトタイプ1号を完成させた。民生は2013年10月以降、プロトタイプ1号のトライアル期間中に実際のライブなどで使用。本人こだわりのトーンを追求し、さらなるチューンナップを施したプロトタイプ2号を経て、最終仕様が確定した。市販モデルは2仕様が用意されており、メーカー希望小売価格は「Custom Aged」が110万9160円、「Vintage Original Spec(V.O.S.)」が90万9360円となっている。
タグ
リンク
- 奥田民生 | OKUDA TAMIO
- Gibson Guitar Corporation Japan
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
世界のお花畑から♪ @powermino
奥田民生が所有する59年製Les Paulを徹底再現 - 音楽ナタリー http://t.co/6CBvxZT6qe