オーディションライブ「MASH FIGHT!」3年目はグランプリ該当者なし

MASH A&R主催によるオーディションイベント「MASH FIGHT! Vol.3」が昨日11月24日に東京・WWWで開催された。

このイベントは音楽雑誌「MUSICA」、A-Sketch、スペースシャワーTV、HIP LAND MUSICの共同プロジェクト「MASH A&R」によるオーディション企画の優勝決定戦。ファイナリストであるGifted Fool、東京パピーズ、クロナガス、屋根の上のルーニー、アンテナ、shimmerの6組によるライブバトルに加え、昨年の覇者であるLAMP IN TERRENのゲストライブも行われた。

オーディションバンドはそれぞれの持ち味を生かした白熱のステージを展開。LAMP IN TERRENは2015年1月14日にリリースするメジャーデビューアルバム「sliver lining」のオープニングナンバー「L-R」からライブをスタートさせた。MCでは松本大（Vo, G）が「僕らが去年このオーディションに応募して、去年このステージで歌った曲を最後にやります」と宣言して、ラストに「緑閃光」を披露。昨年の覇者としての貫禄を感じさせるパフォーマンスで観客を魅了した。

LAMP IN TERRENのライブ後、MASH A&Rの審査員4名がステージに登場。ここで「MASH FIGHT! Vol.3」のグランプリアーティストは該当者なしという結果になったことが審査員の鹿野淳から発表された。理由は「オーディションでグランプリを演出することが目的ではなく、あくまでも将来的な契約やメジャーレーベルへの進出を目指す上での判断」とのことで、オーディションバンドにとっては悔しさの残る幕切れとなった。この結果に関する声明文はMASH A&Rのオフィシャルサイトにて掲載されている。

なおMASH A&Rの新規オーディションの募集受付は2015年1月1日からスタート。来年はどのような新鋭バンドが登場するのか、楽しみにしておこう。