「名前」は、直木賞作家・道尾秀介が原案を書き下ろし、「ねこにみかん」「狂い華」の
津田は「『名前』には、舞台となった茨城の匂いがします。無機質で寂しい場所だけれど、何故か優しく温かい。悲しげな目をしているけれど、何故か一緒にいて安心する。そんな、この作品でしか感じられない茨城が、今回東京で披露されると聞いて、照れくさくも嬉しい気持ちです」とコメント。駒井は「今回、津田さんとダブル主演という形でやらせて頂き、今までにないプレッシャーと、自分の力不足を痛感することが沢山ありました。でも、戸田監督の1つ1つの言葉を道しるべに、茨城という地で、人と人の間で生まれ感じたもの、そして今ある私の全てを詰め込んだ、そんな作品になりました」と思いを語る。
戸田は「直木賞作家でもある道尾秀介さんの原案を、どう映画化するかという話し合いは非常に楽しいものでした。ミステリーとヒューマニズムを混在させながら、『名前』を偽ることを主にしたドラマを更に深める為に、演劇をモチーフに使用させて頂きました」とコメントを寄せた。
津田寛治 コメント
「名前」には、舞台となった茨城の匂いがします。学校。駅。真夜中の道。朝焼け。観光名所や名物が出てくるわけではないのに、茨城という場所の影響を感じずにはいられません。無機質で寂しい場所だけれど、何故か優しく温かい。悲しげな目をしているけれど、何故か一緒にいて安心する。そんな、この作品でしか感じられない茨城が、今回東京で披露されると聞いて、照れくさくも嬉しい気持ちです。僕たちが描いたこの不思議な場所の物語を、一人でも多くの人に観て頂きたいです。
駒井蓮 コメント
やっと、皆さんにこの作品をお届けできることとなり本当に嬉しいです。
今回、津田さんとダブル主演という形でやらせて頂き、今までにないプレッシャーと、自分の力不足を痛感することが沢山ありました。でも、戸田監督の1つ1つの言葉を道しるべに、茨城という地で、人と人の間で生まれ感じたもの、そして今ある私の全てを詰め込んだ、そんな作品になりました。家族、友達、愛、色んな事がテーマになっているので、全ての年代の方に観て頂きたいです。是非、劇場に足をお運びください。
戸田彬弘 コメント
本作は、大好きな役者である津田寛治さんと、撮影中どんどん大人の顔つきに変貌して周囲を驚かせたフレッシュな駒井蓮さんと、沢山話し合いながら創り上げた個人的に思い入れが深い作品です。直木賞作家でもある道尾秀介さんの原案を、どう映画化するかという話し合いは非常に楽しいものでした。ミステリーとヒューマニズムを混在させながら、「名前」を偽ることを主にしたドラマを更に深める為に、演劇をモチーフに使用させて頂きました。駒井さんが後半変貌するシーンでは、あの有名なロシアのA・チェーホフ作「三人姉妹」のイリーナの名台詞を引用させて頂いています。あの台詞をあのレベルで喋れる駒井さんに魅入ってしまったことは今も鮮明に覚えています。
道尾秀介 コメント
無償の仕事に全力投球するというのは、なかなか難しいことです。でも、この映画の製作に関わった人たちがみんな、その難しいことをやっているのを、僕は目の当たりにしました。そして僕自身も他の方々と同じように、それができたと思っています。笑子の学校生活などは、脚本を担当した守口悠介さんが追加してくれたもので、僕の原案には書いてありませんでした。あれらのシーンのおかげで、僕が最初に想定していたものよりも、さらに広い方々の心に届く物語になってくれたと感じています。
※記事初出時、人名に一部誤りがありました。お詫びして訂正します。
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【情報解禁】
僕の新作長編映画『名前』が情報解禁となりました。来年初夏公開!よろしくね^ ^
道尾秀介原案、津田寛治&駒井蓮主演「名前」18年初夏公開決定!
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