同作は、がんばり屋なウサギのジュディと皮肉屋だが根は優しいキツネのニックが、捜査官として大都会・ズートピアの過去に秘められた巨大な謎に挑む物語。
山田が声を当てたパウバートは柔和で社交的なオオヤマネコで、ズートピア創設者一族の御曹司。保守的な環境に生まれながらもジュディの理想に共感し、「世界をよりよくしたい」いう熱い思いを胸に秘めて捜査に協力する。ズートピアの謎に絡む重要なキャラクターだ。
パウバート役に求められたのは、優しさや品位を感じさせるやわらかくも凛と響く声と、複雑で繊細な内面を表現できる演技力。山田はその要素と完璧に一致しているため選ばれたといい、US本社からは「ドラマティックなストーリーに完璧にはまり、キャラクターの本質を見事に体現している」とコメントが寄せられた。また、日本版の演出を手がけた鍛治谷功は「心のひだまで繊細に、的確に演じてくださいました」「いつも涼しげなたたずまいで軽々と役の要求をクリアする山田さんでしたが、役作りに対しての鋭い感性と表現への情熱があってこその結果だと思います」と絶賛した。
山田本人は前作「ズートピア」を観客として楽しんだそうで、「“まさか自分がこの世界に入ることになる日が来るなんて!”という気持ちが一番大きかった」と新作への参加を喜ぶ。そして「すごく端的に言うと御曹司のイケメン・オオヤマネコです(笑)」と役どころを紹介し、「ズートピア誕生の秘話がついに明かされます。ジュディとニックの明るくて、かわいいやり取りにも注目していただきたいと思います。ぜひ劇場に遊びに来てください!」とメッセージを送った。
なお先週公開された日本版本予告には、すでに山田の声も入っている。
映画「ズートピア2」日本版本予告
山田涼介 コメント
「ズートピア2」への参加が決まったときの心境
“まさか自分がこの世界に入ることになる日が来るなんて!”という気持ちが一番大きかったです。
ディズニー作品に初めて参加する心境
すごく嬉しいことなので、気合いが入っています!
「ズートピア」の魅力
ひとりひとりの個性が際立った設定になっていて、人間のように暮らしている動物たちの生き様みたいなものが描かれています。可愛いだけではなくて、キャラクターたちの深いところまで掘り下げられているところが魅力。
ジュディとニックのバディについて
ジュディとニックにはひやひやする場面もあると思うのですが、“この2人だったらどうにかやってくれるのではないか”みたいな安心感もあり、応援したくなるようなキャラクターです。
パウバートについて
すごく端的に言うと御曹司のイケメン・オオヤマネコです(笑)。ある悩みも抱えているのですが、ジュディと出会うことで、ジュディの考え方とパウバートの考え方が一致して、捜査に協力していくという役どころになっています。
アフレコ収録について
悩みを抱えている部分をあまり見せない、御曹司なので穏やかに、かつ気品もあるところがパウパートの魅力のひとつだと思っているので、そこのバランスを意識しました。無邪気な部分もあるのですが、ふとした瞬間に見せる表情や声色を探りながら、慎重に演じさせていただいています。
メッセージ
「ズートピア2」では、ズートピア誕生の秘話がついに明かされます。ジュディとニックの明るくて、かわいいやり取りにも注目していただきたいと思います。ぜひ劇場に遊びに来てください!
山田涼介に対するUS本社のコメント
パウバートの愛嬌たっぷりの不器用さとお茶目さという魅力で人を惹きつけつつ、常に肩の力が抜けたリラックスした雰囲気を漂わせている。しかし、物語が進むにつれ、彼が抱えている葛藤が見え始め、その繊細な展開は驚くほど説得力があり、観る者を圧倒する。ドラマティックなストーリーに完璧にはまり、キャラクターの本質を見事に体現している。
鍛治谷功(日本版演出)コメント
華やかで恵まれた境遇に育ちながら、陽気に見えて実は思いを伝えるのが苦手なナイーブな一面を持つパウバートを、山田さんはその心のひだまで繊細に、的確に演じてくださいました。
いつも涼しげなたたずまいで軽々と役の要求をクリアする山田さんでしたが、役作りに対しての鋭い感性と表現への情熱があってこその結果だと思います。時にユーモラスに、時にシリアスに、多彩な表情を見せる魅力的なパウバートになりました!
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