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「名前」津田寛治に波岡一喜が「おっさんずラブです!」、道尾秀介もラブコール

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「名前」プレミア上映舞台挨拶の様子。上段左から波岡一喜、池田良、木嶋のりこ、金澤美穂、真広佳奈。下段左から勧修寺保都、津田寛治、駒井蓮。

「名前」プレミア上映舞台挨拶の様子。上段左から波岡一喜、池田良、木嶋のりこ、金澤美穂、真広佳奈。下段左から勧修寺保都、津田寛治、駒井蓮。

本日6月5日、「名前」のプレミア上映舞台挨拶が東京・神楽座にて行われ、ダブル主演を務めた津田寛治駒井蓮、監督の戸田彬弘ら16名が登壇した。

本作は、経営していた会社が倒産したため身分を偽って暮らす主人公・中村正男と、正男の前に突然現れた女子高生・葉山笑子が家族のような時間を過ごしていく物語。正男を演じた津田は「台本を拝読したときに、すごく好みの作品だと思ったんです。全体のトーンが静かで、それぞれのキャラクターがちゃんと息づいてる匂いがして」と明かし、「正男という役をどう演じようか監督に相談したときに『まったく演じないで、正男のままでいいですよ』と言ってくださって、それがスッと腑に落ちました」と役作りを振り返った。本作で映画初主演を飾った駒井は「高校のみんなといるときとお母さんといるときで笑子の印象って変わるんですが、それを自然に演じることができたのは、監督やキャストの皆さんに助けていただいたおかげだと思っています」と感謝の気持ちを述べる。

「津田が実際の父親だったら?」という質問を投げかけられた駒井は「すごく楽しいだろうなと思います」とにっこり笑い、「撮影中にいたずらで津田さんの荷物の上にお菓子を置いておいたんです。そしたら『誰かいい人がいて、お菓子を置いてくださったんだよ』って教えてくれて。本当に心がきれいな人なんだって思いました」とエピソードを披露。また駒井の印象を尋ねられた津田は「茨城の現場に入ったときに、その土地との化学反応がすごかったんですよ。それを監督が抑えることなく生かしながら、ストーリーや設定を修正していったのが印象的でした」と語り、「素晴らしかったですよ」と駒井に向けて賛辞を贈った。

イベントにはキャストの勧修寺保都松本穂香池田良木嶋のりこ金澤美穂比嘉梨乃真広佳奈、小槙まこ、柿本朱里、波岡一喜田村泰二郎西山繭子、原案を担当した道尾秀介も出席。波岡が「津田さんに『おっさんずラブ』です! とにかく津田さんのよさが最大限に詰まってる作品」と津田へラブコールを送ると、道尾も「僕も津田さんのことが大好き」と続け、「この間『アウトデラックス』というテレビ番組で芸能界に疎すぎるという紹介をされてましたけど、本当にその通りで、とてもフランクに接してくださるんです。この映画にもお人柄が出ているなと思いました」と印象を語った。

演出について聞かれた戸田は「この作品に限らずですが、コミュニケーションをたくさん取るように心がけました。役者さんが多いので、みんなが同じ世界の中で生きているということを表現できるようにするためです」と述べる。続けて津田が「バラバラになりそうなくらい個性的な俳優の方たちがたくさん出ていますが、戸田監督のおかげで本当に上手くまとまってるんです」と作品を紹介した。最後に駒井が「それぞれのキャラクターの悩みや感情が、いろんな世代の方に共感してもらえる作品です。どのシーンも楽しんでください」と述べ、イベントを締めくくった。

「名前」は6月30日より東京・新宿シネマカリテほか全国にて順次ロードショー。

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