小松菜奈、ドラマ「高台家の人々」で共演した間宮祥太朗とのエピソード明かす

実写映画「高台家の人々」と連動したdTVオリジナルドラマが、映画公開と同日の6月4日より配信される。このドラマで主演を務めた小松菜奈からコメントが到着した。

本作は、森本梢子の同名マンガを映画化した「高台家の人々」の30年前を舞台に、高台家の父・マサオこと茂正Jr.と母・由布子の出会いから2人が結ばれるまでを描いたもの。映画版では市村正親と大地真央が務めた同キャラクターの学生時代を、間宮祥太朗と小松が演じている。

小松は「映画で由布子役の大地真央さんが人の目を見てはっきりと物事を言うところが印象的だったので、そこは意識して演じるようにしていました」とコメント。また「監督からは『あまり映画を意識しすぎなくていい』と言われましたが、スポーツが好き、育ちのよさを表すような仕草、曲がったことが嫌い、思ったことは口にするといった、由布子というキャラクターの土台はブレないように気をつけています」と役づくりの裏側を明かした。

のちに由布子の夫となるマサオ役を務めた間宮とは、本作が初共演となる。小松は「口が開いてしまうなどのバカっぽい仕草などをスタッフさんを巻きこんで研究するほど、役作りに関してストイックなんです」と間宮を賞賛し、「間宮さんは台本に書かれていない部分も想像を超える表情や行動を見せてくれるので、純粋に面白いなと思いました」と続ける。

そして自身の今後については「一見地味に見えるが、実はすごい殺人鬼だったという、果てしなく暗い役をやってみたいです（笑）。もちろん、今回の由布子のような明るい役もやっていて楽しいんですが、暗い役は精神的にも刺激があるので、どう演じるかを考えるのも楽しいです」と語った。