佐藤健＆宮崎あおい出演「世界から猫が消えたなら」、壮大な風景のビジュアル公開

佐藤健と宮崎あおいの共演作「世界から猫が消えたなら」のビジュアルが公開された。

原作は、「告白」「モテキ」「バケモノの子」など数々の話題作でプロデューサーを務めた川村元気がLINE連載小説という形態で発表した同名小説。監督を「ジャッジ！」の永井聡、脚本を「いま、会いにゆきます」の岡田惠和、音楽をMr.Childrenのプロデュースなどで知られる小林武史が担当する。キャストには主人公の“僕”と“悪魔”という2役に挑む佐藤、“僕”の初恋の“彼女”役の宮崎、たった1人の親友役の濱田岳、疎遠になった父役の奥田瑛二、亡き母役の原田美枝子が名を連ねた。

2014年10月に北海道・函館でクランクインした本作は、小樽、室蘭、東京都内での撮影を経て、アルゼンチン・ブエノスアイレスにてロケを敢行。このたび公開されたビジュアルは、劇中で佐藤と宮崎演じる恋人たちが旅行で訪れるイグアスの滝にて撮影されたものだ。この地でクランクアップを迎えた際、佐藤は「今回の撮影はほぼ毎日自分のシーンだったのですごく長く感じましたが、その撮影が無事に終わって充実感が大きいです」とコメント。また、宮崎はロケ地に関して「イグアスの滝は想像以上に大きく、とてつもないパワーを持っている場所でした。そんな所でお芝居ができたことを幸せに思います」と伝えている。

なお、このビジュアルは宮崎がイメージキャラクターを務めるファッションブランドearth music&ecologyと本作のコラボキャンペーンのために制作された。9月18日より開始されるキャンペーンの期間中、同ブランドの各店舗には「世界から猫が消えたなら」コーナーが登場。原作の一部試し読み冊子が配布されるほか、映画とコラボしたリュックの販売も。ファンはチェックしてみては。

「世界から猫が消えたなら」は2016年に全国東宝系にてロードショー。