平田オリザ原作の「さようなら」予告、人間とアンドロイドが見つめる生と死

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「ほとりの朔子」「歓待」の深田晃司が監督を務めた、「さようなら」の予告編がYouTubeにて公開された。

「さようなら」 (c)2015『さようなら』製作委員会

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「さようなら」 (c)2015『さようなら』製作委員会

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「さようなら」の原作は、劇団・青年団を主宰する平田オリザの同名戯曲。深刻な放射能汚染にさらされた日本を舞台に、最期のときを静かに待つ南アフリカの難民ターニャと、彼女をサポートしてきたアンドロイド・レオナの姿を描く。

「さようなら」 (c)2015『さようなら』製作委員会

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レオナ役を演じるのは、ロボット研究の世界的な第一人者である石黒浩氏らが開発した本物のアンドロイド、ジェミロイドF。レオナと暮らす主人公ターニャに原作戯曲でも同じ役を演じたブライアリー・ロングが扮し、新井浩文村上虹郎らが脇を固める。

予告編でレオナが読み上げるのは、谷川俊太郎の詩「さようなら」。映像は、死にゆくターニャと死を知らないレオナが過ごす静謐な時間を、淡々と切り取っていく。

「さようなら」は、11月21日より全国ロードショー。

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