本作は、
脚本・演出を手がける谷は、開幕に際し、「今作は、僕が“正しい演劇”を目指すことをやめた第一作目となります。当たり障りのない、馴染みが良い、万人受けとは程遠い、人間の“本当”だけを探しながら描きました。するとそこには善も悪もなく、ただひたすらに人間という動物の人生だけが残りました。そんな暴力的で凶器のような人間の人生を、どうぞご堪能ください」と呼びかけた。
公演は4月12日まで。出演者のコメントは以下の通り。
岐洲匠コメント
19歳で初めて役を演じ、沢山の人と出会い、影響し合い、現在28歳。
まさかこんなに自分が芝居を好きだとは思いませんでした。
演じる事に苦手意識をもつ時期もあったので、何度も何度も自分を疑いました。正直今も疑ってます。
今回の稽古場ではそれを強く実感しました。びっくりするくらいパワフルでフレキシブルな人達の集まり中で、自分が本当に恵まれてるなと思うと同時に、自分は役者なのか?この職を好きでいていいのか?好きなのか?と沢山の疑問が生まれ、役者人生を見直しました。稽古も日々濃厚で追い詰められていく中、笹原一太という役が自分にひとつの答えを残してくれた気がします。
岐洲匠は一太でいる事が好きだと。
一太でいる時は、心からこの仕事が好きだと言えます。
この作品を客席で観られるのがとても羨ましいです。
皆様の中に何かが残りますように。ぜひ、劇場にお越しください。
松田凌コメント
今作神崎福寿という人を演じさせて頂きます、松田凌といいます。
劇団時間制作にも初めて参加させて頂きます。
主宰・脚本、演出である谷碧仁と出会ったのはお互い十代の頃でした。
幾年も経ったある日、自分が尊敬している俳優から「観劇したのですが、とても面白いです。観てほしいです。」と連絡を頂きました。様々なご縁があっての出来事でしたが自分も後日観劇させて頂き、気が付けば旧友の生む世界に没入していました。
今作も谷碧仁が生む物語と演出、それぞれの役を体現する俳優陣の魅力、各所スタッフチームの技と力によって唯一無二の形となっています。楽しい、泣けた、感動した。
観劇後、そのように端的に気持ちを説明出来ないような作品かもしれません。
でも社会とは常識とは生きるとは
そんな心の奥にある、いつの日か止まってしまっていた秒針を動かすような物語になっていると思います。
そんな時間をこの座組で創りました。
劇場にてお待ちしております。
一人でも多くの皆様に観ていただけますことを願って。
赤間麻里子コメント
15年ぶりに舞台に立つ事になりました。
手元に届いた脚本はまるで哲学書でした。
「民子」という女性と向き合い、問いかけ、心を覗こうとするたびに
「民子」の「生きる」妄執に引きづられ地面に叩きつけられる感覚がありました。
わかられてたまるか──そう拒まれているようでした。
生半可な気持ちでは触れらず、もがき続けた稽古の日々。それはきっと私だけではなく
出演者それぞれも抱えていたものだと思います。
谷碧仁氏の創った9人の「社会で生きる動物たち」
どうぞその姿をご覧ください。
どうぞお楽しみください。
劇団時間制作「社会で生きる動物」
開催日程・会場
2026年4月4日(土)〜12日(日)
東京都 東京芸術劇場 シアターウエスト
スタッフ
脚本・演出:
出演
※U-22チケットあり。
ふゆ @FYFY_Wint
初日! https://t.co/lTpymEVXMd