吉祥寺ダンスLAB.は、ダンス公演の充実と劇場が主体的に行う舞台作品の創作・発表の場づくりの拡大を目指して、2019年に始動した同劇場のプロジェクト。第9弾となる今回は、asamicroが主宰するダンスカンパニー・egglifeと、美術家の迎英里子によるコラボレーション作品が披露される。
開幕に際しasamicroは「小学生の頃、誰も見ていない家の中で、こたつの上が私のステージだった。家族がスーパーへ出かけ、1人で留守番ができる週末が狙い目だった。ひたすらテレビの中のアイドルの真似をして、自分ではない誰かになる時間に夢中になっていた…… 本作は、妊娠後期におこなう胎児心拍モニター(ノンストレステスト=NST)を演出に取り入れながら、私たち個々が生まれ持った“生命力”について見つめています。子どもの頃、他者からの視線に怯え、自宅に引きこもっていた私にとって、見えない存在こそが大きな圧力になっていました。そして現在、歳を重ねた私は、子どもを『産む』のか『産まない』のか『産める』のか『産めない』のかという問いとともに、不在の存在が常に頭の中に現れています。あなたと、目には見えない誰かを感じながら、想いながら、悩みながら、美術家・迎英里子さんとの共作により育まれた身体性や思考は、わたしたちをどのように踊らせていくのでしょう。そして何を心に残すのでしょうか。本作は私とダンサーにとって実験的でもあり、心の眼を養うトレーニングでもあります」とコメントを寄せた。
上演時間は約1時間15分、公演は明日2月1日まで。
吉祥寺ダンスLAB. vol.9「誰もみていない場所で、たしかに わたし は踊っていた」
開催日程・会場
2026年1月31日(土)・2月1日(日)
東京都 吉祥寺シアター
スタッフ
演出・振付・構成:asamicro
舞台美術:迎 英里子
出演
山中芽衣 / 佐藤琢哉 / 田花遥 / 森本圭治 / asamicro
※U-30チケット、高校生以下割引あり。
関連する人物・グループ・作品
ステージナタリー @stage_natalie
胎児心拍モニターを演出に取り入れた、egglifeと迎英里子による吉祥寺ダンスLAB. 開幕(舞台写真 / コメントあり)
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