桜木みなと・春乃さくらが博多座公演に意気込み、2人そろって「稽古期間が“短すぎる”」

2025年11月12日 22:53 773 33 ステージナタリー編集部

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宝塚歌劇宙組「ミュージカル『愛するには短すぎる』」「スーパー・レビュー『VIVA! FESTA! 2026 in HAKATA』」の合同取材会が、本日11月12日に福岡県内で行われた。

左から春乃さくら、桜木みなと。

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正塚晴彦が脚本・演出を手がける「愛するには短すぎる」は、2006年に星組で初演され、その後も上演が重ねられている作品。劇中では、大西洋を横断してアメリカ・ニューヨークへと向かう豪華客船の船上で生まれる、つかの間の恋模様が描かれる。一方、中村暁の作・演出による「スーパー・レビュー『VIVA! FESTA! 2026 in HAKATA』」では、世界各地の“FESTA”（祭り）をテーマにしたショーが展開する。

桜木みなと［高画質で見る］

合同取材会には、桜木みなと、春乃さくらが登壇。桜木は「慣れ親しんだ、いつも温かく迎えてくださる博多座さんで公演ができることを、とても楽しみにしております」と心境を語り、「愛するには短すぎる」で演じる財閥の御曹司・フレッド役について、11月22日より東京公演がスタートする宝塚歌劇宙組「TAKARAZUKA MUSICAL ROMANCE『PRINCE OF LEGEND』」を例に挙げ、「『PRINCE OF LEGEND』でも財閥の御曹司を演じているので、すごくご縁のある役回りだなと（笑）。今演じている御曹司としての心持ちは、次の作品にも活かせるんじゃないかなと思うので、どんどん役を深めて、つなげていけたらと思います」と説明した。また、「『愛するには短すぎる』は幼き日の恋心が再燃してしまう、とてもロマンチックなストーリーです。いつも（春乃と）一緒にいると、私たちはワイワイ楽しんで話してしまうのですが、お客様にびっくりしてもらえるような雰囲気を、2人でどう作れるかというところも楽しみです」と述べた。

春乃さくら［高画質で見る］

春乃は、博多座公演について「前回、客席降りでのお客様との距離感など本当に温かくて、福岡の皆様のお優しさに触れることができ、それがとても印象深かったです。またこうして博多座さんで公演をさせていただけるとお聞きしたときは、心からうれしく思いました」と微笑む。また、「愛するには短すぎる」で演じるバーバラの役作りについて問われると、「こういうふうに演じたいとあまり決めずにいようと、今の段階で思っております。いざお稽古場に行って、皆様から感じることを大切に、作り上げていきたいです」とコメント。さらに「バーバラには、とても大人な可愛らしさがある一面がありますが、最後は自分の思いをしっかり持っている人。たくさんお稽古して、役のことを深めていったら、もっともっとバーバラのことがわかり、大好きな役になるんだろうなと、今から楽しみにしております」と話した。

また、桜木は「VIVA! FESTA! 2026 in HAKATA」について「新しい場面があるようなので楽しみですし、大好きな『YOSAKOIソーラン』が中詰の場面にあって、すごく盛り上がる時間になっているので、ぜひお客様にも声を出していただいて、一緒に盛り上がっていただけたらなと思っております」と笑顔を見せた。

左から春乃さくら、桜木みなと。［高画質で見る］

なお、「愛するには短すぎる」のタイトルにちなんで、「“短すぎる”と感じたことは？」という記者からの質問に、桜木は「稽古期間。もっともっと稽古してから舞台に上がりたいなと思うほど。それくらい私たちはお稽古が大好きということですね」、春乃は「私も稽古時間です。4倍ぐらいは欲しい」と答え、会場を笑いで包んだ。

最後に桜木が「新しい面々になった宙組、半分のメンバーではございますが、3度目になる『VIVA! FESTA!』と、何度も再演されている『愛するには短すぎる』。この3つが合わさったときの化学反応を、ぜひ楽しみに待っていただけたらなと思います。私たちが絶対に楽しませますので、ぜひ博多座へお越しください。お待ちしております！」とアピールし、取材会をしめくくった。

公演は来年3月4日から26日まで福岡・博多座にて。チケットの一般販売は1月24日10:00にスタートする。

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