ボクとポワロの冒険描く、sunday「荘厳序曲」2025年版

（芸創ナイトシアター）sunday「荘厳序曲2025年 2025ver.」が12月26日に大阪・大阪市立芸術創造館 大練習室にて上演される。

これはウォーリー木下が作、安元美帆子が演出を手がける公演。「荘厳序曲」はsundayの前身である劇団☆世界一団により、2001年に上演された作品。精神世界にダイブする、ボクとポワロ（猫）の冒険を描く。

上演に向けて安元は「2025年の春、久しぶりにsundayメンバーでオンラインミーティングを行った際、俳優の井田武志が『荘厳序曲2025年って、今年2025年ですよね』と発言した。私は『これは“今年”やらねばならない』となぜだか思った。なぜだか、思ったのだ。『荘厳序曲2025年』の初演は2001年だsundayの前身である劇団☆世界一団から数えると活動歴は30年を超えた。メンバーももうベテランといわれる年齢だ。背負うものも多い。若者に電車で席を譲られたこともある。そして、だけど、演劇から離れられないでいる私たち。メンバーそれぞれが人生と演劇で手にしたものを頼りに、再び交歓する。24年前の作品を通して『今この時代』に『今の私』が演劇をすることの意義を自身に問いかけながら取り組む。自身と他者を大事に扱う関係性。コロナを経て、共演者と観客と空間を共有できる喜び。それが、フラットな差別のない社会、人権を大切にする世界、少しでも生きやすい世界につながれば。だからやるのだ。過去や未来、遠くの誰かに思いをはせ、よりよく『今、ここ』を生きるために。等身大からどこまでも広がりながら」と語った。

（芸創ナイトシアター）sunday「荘厳序曲2025年 2025ver.」

開催日程・会場

2025年12月26日（金）
大阪府 大阪市立芸術創造館 大練習室

スタッフ

作：ウォーリー木下
構成・演出：安元美帆子

出演

平林之英 / 年清由香 / 吉陸アキコ / 赤星マサノリ / 宮川サキ / 東善仁 / 椎原小百合 / 安元美帆子

※U-25チケットあり。