可児市文化創造センターalaによるala Collectionシリーズは、演劇界の第一線で活躍するアーティストが岐阜県可児市に滞在しながら演劇作品を創作し、その作品を全国へ発信するシリーズ。16回目となる今回は
開幕に際し、横山は「南さんと平田さんが演じる長年離れていた兄妹を中心とした家族劇。関西弁で捲し立てる丁々発止の会話劇を楽しんでいただけたらと思います。また、『棕櫚箒』という作品のモチーフとしては珍しいアイテムにも注目です」とコメント。
南は「この年代になって今回の横山さんの戯曲に出会えたことがとても幸せです。この舞台が花火の残像のようにみなさまの心に残ることを祈念しております」、平田は「関西の過疎地のお話ですが、どこでも、どなたにも心に当たるところのある、人を信じたくなるお芝居です。ぜひご覧ください!」と観客にメッセージを送った。
岐阜公演は10月5日まで。その後本作は、9日から15日まで東京・吉祥寺シアター、18日に茨城・ひたちなか市文化会館、25日に栃木・栃木県総合文化センター、31日に広島・はつかいち文化ホール ウッドワンさくらぴあ、11月3日に大分・日田市民文化会館 パトリア日田、5日に香川・丸亀市綾歌総合文化会館 アイレックス、8日に愛知・パティオ池鯉鮒(知立市文化会館)でも上演される。
横山拓也コメント
可児市文化創造センターalaでの滞在製作は、東京にいると忘れてしまうような、ゆったりとした時間の流れがあって、ずっと作品のことを考えて、濃密な稽古を重ねることができました。主演の南果歩さん、平田満さんという先輩の存在が心強く、お二人をはじめ、過去、iakuに出演してくれている俳優や、若いメンバーも、みんな作品にまっすぐに向き合ってくれて、誰からともなく、稽古が活性化するアイデアや意見が飛び交うような、本当に良い稽古場になりました。いつまでも稽古していたかったくらいです。南さんと平田さんが演じる長年離れていた兄妹を中心とした家族劇。関西弁で捲し立てる丁々発止の会話劇を楽しんでいただけたらと思います。また、「棕櫚箒」という作品のモチーフとしては珍しいアイテムにも注目です。
南果歩コメント
舞台はアナログの世界で、毎日同じお芝居であっても、今日観たお芝居は劇場に居合わせた方々だけが体感出来るもので、明日のお芝居とはまた違うんです。それは打ち上げ花火のようで、私たちは今日の花火は今日だけ、明日はまた別の花火を打ち上げます。この年代になって今回の横山さんの戯曲に出会えたことがとても幸せです。この舞台が花火の残像のようにみなさまの心に残ることを祈念しております。
平田満コメント
可児市で初日を迎えたこの公演は、みんなのチームワークもよく、とても楽しんでいます。
関西の過疎地のお話ですが、どこでも、どなたにも心に当たるところのある、人を信じたくなるお芝居です。ぜひご覧ください!
ala Collectionシリーズ vol.16「ハハキのアミュレット」
開催日程・会場
2025年9月29日(月)〜10月5日(日)
岐阜県 可児市文化創造センターala 小劇場
2025年10月9日(木)〜15日(水)
東京都 吉祥寺シアター
2025年10月18日(土)
茨城県 ひたちなか市文化会館
2025年10月25日(土)
栃木県 栃木県総合文化センター
2025年10月31日(金)
広島県 はつかいち文化ホール ウッドワンさくらぴあ
2025年11月3日(月・祝)
大分県 日田市民文化会館 パトリア日田
2025年11月5日(水)
香川県 丸亀市綾歌総合文化会館 アイレックス
2025年11月8日(土)
愛知県 パティオ池鯉鮒(知立市文化会館)
スタッフ
作・演出:
出演
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南果歩・平田満らが繰り広げる、丁々発止の会話劇「ハハキのアミュレット」開幕(舞台写真 / コメントあり)
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