本作は、ジョン・ローガンの脚本、マイケル・グランデージの演出によって、2013年にイギリス・ロンドンのウエストエンドで初演された作品。劇中では、「ピーター・パン」と「不思議の国のアリス」のモデルとなった2人が数十年後に出会い、現実と幻想を交錯させながらそれぞれがたどった人生を語る様子が描かれる。
今回の上演版では、
熊林は「『ピーター・パン』と『不思議の国のアリス』。どちらも世界中で長く愛され続けている児童文学作品です。これら物語の主人公ピーター・パンとアリスに、モデルとなる少年と少女がいたことをご存知でしょうか。私自身、モデルの存在と彼・彼女が送ったという過酷な人生について知るきっかけとなったのが、戯曲『Peter and Alice』でした。人は誰もが、自分でも気づいていない『影』を身の内に持っているもの。普段は目を背けているその『影』に対峙し、乗り越えることで人は成長し歩みを進められる反面『影』に飲み込まれてしまう可能性もある。この作品は、そんな『影』との対話を通して、『文学』に封じ込められた過去を解き放つ物語です。ピーターとアリスの心の変遷を、劇場でともに旅していただければ幸いです」とコメントした。
上演時間は約1時間40分を予定。チケットの一般販売は12月6日10:00にスタートする。
舞台「ピーターとアリス」
開催日程・会場
2026年2月9日(月)〜23日(月・祝)
東京都 東京芸術劇場 プレイハウス
2026年2月28日(土)〜3月2日(月)
大阪府 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
katsuki @katsuki_london
「ピーターとアリス」は、ジョン・ローガン作、マイケル・グランデージ演出で、2013年にウェスト・エンドのNoël Coward Theatreで初演。「不思議の国のアリス」のモデルと「ピーター・パン」のモデルが1932年にロンドンの本屋で出会ったというエピソードから生まれた物語。
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