熊林弘高演出の舞台「ピーターとアリス」古川琴音・青木柚・佐藤寛太・麻実れいらが出演

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舞台「ピーターとアリス」が、来年2月9日から23日まで東京・東京芸術劇場 プレイハウス、28日から3月2日まで大阪の梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティで上演される。

舞台「ピーターとアリス」ティザービジュアル

舞台「ピーターとアリス」ティザービジュアル

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本作は、ジョン・ローガンの脚本、マイケル・グランデージの演出によって、2013年にイギリス・ロンドンのウエストエンドで初演された作品。劇中では、「ピーター・パン」と「不思議の国のアリス」のモデルとなった2人が数十年後に出会い、現実と幻想を交錯させながらそれぞれがたどった人生を語る様子が描かれる。

今回の上演版では、早船歌江子が翻訳、熊林弘高が演出を担当。出演者には、不思議の国のアリス役の古川琴音、ピーター・パン役の青木柚のほか、「不思議の国のアリス」の作者ルイス・キャロル役の飯田基祐、「ピーター・パン」の作者ジェームズ・バリー役の岡田義徳、アリスの夫、ピーターの弟という2役を演じる簡秀吉が名を連ねた。さらに「ピーター・パン」のモデルとされる人物ピーター・ルウェリン・デイヴィス役に劇団EXILEの佐藤寛太、「不思議の国アリス」のモデルとなったアリス・リデル・ハーグリーヴス役に麻実れいがキャスティングされた。

熊林は「『ピーター・パン』と『不思議の国のアリス』。どちらも世界中で長く愛され続けている児童文学作品です。これら物語の主人公ピーター・パンとアリスに、モデルとなる少年と少女がいたことをご存知でしょうか。私自身、モデルの存在と彼・彼女が送ったという過酷な人生について知るきっかけとなったのが、戯曲『Peter and Alice』でした。人は誰もが、自分でも気づいていない『影』を身の内に持っているもの。普段は目を背けているその『影』に対峙し、乗り越えることで人は成長し歩みを進められる反面『影』に飲み込まれてしまう可能性もある。この作品は、そんな『影』との対話を通して、『文学』に封じ込められた過去を解き放つ物語です。ピーターとアリスの心の変遷を、劇場でともに旅していただければ幸いです」とコメントした。

上演時間は約1時間40分を予定。チケットの一般販売は12月6日10:00にスタートする。

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舞台「ピーターとアリス」

開催日程・会場

2026年2月9日(月)〜23日(月・祝)
東京都 東京芸術劇場 プレイハウス

2026年2月28日(土)〜3月2日(月)
大阪府 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ

スタッフ

作:ジョン・ローガン
翻訳:早船歌江子
演出:熊林弘高

出演

古川琴音 / 青木柚 / 飯田基祐 / 岡田義徳 / 簡秀吉 / 山森大輔 / 佐藤寛太 / 麻実れい

公演・舞台情報

読者の反応

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katsuki @katsuki_london

「ピーターとアリス」は、ジョン・ローガン作、マイケル・グランデージ演出で、2013年にウェスト・エンドのNoël Coward Theatreで初演。「不思議の国のアリス」のモデルと「ピーター・パン」のモデルが1932年にロンドンの本屋で出会ったというエピソードから生まれた物語。
https://t.co/MIm9o2A7q1

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