アートマネジメント人材育成モデル事業「はまなかあいづで『四季』全楽章を踊る」が、本日7月27日に福島・白河文化交流館コミネス 小ホールで開幕した。
「はまなかあいづで『四季』全楽章を踊る」は、ヴィヴァルディの楽曲「四季」の全楽章を用いて創作された舞台作品を、福島県内の4会場で上演する企画。今回が初タッグとなる東京デスロックの
上演時間は約1時間30分。「はまなかあいづで『四季』全楽章を踊る」の公演は今後、8月3日に福島・南相馬市民文化会館 ゆめはっと 大ホール、7日に福島・三春交流館 まほらホール、24日に福島・會津風雅堂 大ホールで行われる。多田と森下のコメントは以下の通り。
多田淳之介コメント
この福島県と県内4地域のホールが協働する壮大な2年がかりのプロジェクトは、まず1年目に演劇とダンスの手法を使ったオリジナルのワークショップを作り、各地域の小学校と福祉施設で実施しました。内容は、演劇がどうダンスがどうということではなく、森下さんと私でお互いの興味や欲求を合わせた結果、森下さんのダンスワークショップに私が楽器や小道具を投入し、出来事を起こしながらダンスの場を展開させていくプログラムになりました。各回とても盛り上がり、本日の作品にも昨年のワークショップ受講者が出演してくれます。そうして2年目の今年、演劇がどうダンスがどうということではなく、ヴィヴァルディの「四季」を踊る一つの舞台作品が完成しました。演出としては、300年前のイタリアの四季にも今の福島の四季にも通じる、それぞれの季節が違いながらも繋がり、形を変えながら巡っていくこと、を意識して作りました。違いながら繋がることの豊かさ、それは「はまなかあいづ」であり、演劇とダンスにも感じています。
森下真樹コメント
私がこの活動を本格的に始動するキッカケとなったのが、2007年の南相馬ゆめはっとでの公演でした。私のデビュー作品を初の市民参加型で上演し、この時の「人との幸せな出逢いの場」が忘れられず今でも続けています。18年が経ち、少し大きくなって戻ってきました。この巡り合わせに運命を感じます。再会に心が踊ります。
この2年間で福島滞在55日間!
三春の滝桜、白河の南湖の涼、南相馬の戻り鰹、会津の銀世界……
春に額取山、夏に安達太良山、秋に磐梯山にも登りました。次は飯豊山!
季節は巡り、出逢いも巡る。巡り巡る人生。
そうそう、私は音楽への強い憧れと嫉妬を持っています。どうしたら音楽と拮抗する踊りができるのか……。音楽のチカラに踊りで対峙する術をいつも考えています。もっと言っちゃうと「どうしたら音楽になれるのだろう」これが私の永遠のテーマであり、踊る原動力です。ここ数年ベートーヴェンの音楽に挑んでいますが、今回はヴィヴァルディに挑戦。いや、大挑戦。だって、ヴィヴァルディの「四季」と言ったら誰もが知る名曲じゃないですか!
そんな名曲「四季」を、全身で味わったはまなかあいづの四季とコラボさせます。演劇とダンスもコラボします。コラボだらけです。いろんなコラボがあります。コラボってなんだ?
どうぞ、難しく考えず、心のままお楽しみくださいませ。
アートマネジメント人材育成モデル事業「はまなかあいづで『四季』全楽章を踊る」
2025年7月27日(日)
福島県 白河文化交流館コミネス 小ホール
2025年8月3日(日)
福島県 南相馬市民文化会館 ゆめはっと 大ホール
2025年8月7日(木)
福島県 三春交流館 まほらホール
2025年8月24日(日)
福島県 會津風雅堂 大ホール
演出:
振付:
出演:伊藤奨、
TJ57@JPN @TDLTJ
初日あけたどー!!! https://t.co/lQBYREUPYT