久野那美による途の階が、七井悠の一人芝居を新たなアプローチで

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途の階「それは、満月の夜のことでした」が7月に栃木と神奈川で上演される。

途の階「それは、満月の夜のことでした」チラシ表

途の階「それは、満月の夜のことでした」チラシ表

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階は、関西を拠点にする劇作家・久野那美の作品上演ユニット。公演ごとに参加者を募り、毎回公演終了後に解散している。途の階と銘打たれた今回は、“俳優ひとり、音響、照明が同じ比重で魅力的な会場で表現を行うこと”により、演劇表現の可能性を模索することを目指す。

上演に向けて久野は「規模はとても小さいけれど、『人間と言葉では創れないもの』も含めた劇世界を楽しんでいただければと思っています」とコメントした。

出演者は階作品にたびたび出演している七井悠。公演は7月26・27日に栃木・あとりえほんまる、29・30日に神奈川・若葉町ウォーフにて行われる。

久野那美コメント

昨年大阪での初演時は、芸創ナイトシアター(芸術創造館の企画)の制限を生かし、テクニカル効果なしで俳優一人が物語の全てを背負うひとり芝居にしました。人間ひとりが言葉でできることってなんだろう?と考えながらつくりました。

それはそれで好評だったのですが、この作品にはもう一つ、アプローチの仕方があるなと思い、今回テクニカルスタッフの協力を得て、新バージョンをつくることにしました。

人間の男性が一人語りをするこの作品には、実は「満月」というもうひとりの登場人物がいます。

今回は、その登場人物を音響・照明効果で創ってみようと思います。

音響・音楽・照明が劇世界を彩るのではなく、劇世界に「登場」します。

規模はとても小さいけれど、「人間と言葉では創れないもの」も含めた劇世界を楽しんでいただければと思っています。

七井悠コメント

強度という言葉とは無縁な、かわいい作品に出来たらと思います。

この記事の画像(全2件)

途の階「それは、満月の夜のことでした」

2025年7月26日(土)・27日(日)
栃木県 あとりえほんまる

2025年7月29日(火)・30日(水)
神奈川県 若葉町ウォーフ

スタッフ

脚本・演出:久野那美

出演

七井悠

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