東京ノ温度新作は8人の俳優たちが立ち上げるSFファンタジー「わたしのおはなし」

東京ノ温度「わたしのおはなし」が3月14日から18日まで東京・新宿眼科画廊 スペース地下にて上演される。

東京ノ温度は、劇作・演出家で俳優の川島広輝が立ち上げた演劇ユニット。“現代社会の「温度」をテーマに、ニヤニヤしながら見てもらえるワンシチュエーションシュールストーリー”をコンセプトとした作品を手がける。第24回公演となる今回は、“わたし”の心の中にいるもう1人の私、タイムスリップしてくる未来の私と私、私の母親と、不思議な同級生、謎の博士と助手と、8人の俳優たちが描き出すSFファンタジーとなる。作・演出を川島が担当。出演者には、水野以津美、岩本未来、中尾茅珠、小黒こまち、杏奈、長能志帆、神尾都、角田佳代が名を連ねた。

上演に際し川島は「今回はあえて『物語』を作品の中軸には据えていません。タイムスリップというSF要素はありますが、出演者の何気ない会話、紡ぎ合い、葛藤の中から、観客の皆さんの想像力を刺激することができるような作品になればと思っています」とコメントした。