閉園した動物園従業員たちがビジネスホテルに引き寄せられ…劇団唐組「動物園が消える日」

「唐組 第74回公演『動物園が消える日』」が10月5日から11月4日まで上演される。

「動物園が消える日」は、唐十郎が作劇、久保井研＋唐十郎が演出を担当する舞台作品。コンドミニアム建設のために閉鎖されてしまった金沢の動物園・サニーランドで働いていた飼育係、入場券のもぎり娘らが、かつての持ち場や動物との絆を断ち切れず、ビジネスホテルに引き寄せられて来る。中でも飼育係の副係長・灰牙は2トン半あるカバのドリちゃんを動物園から連れ出して、ホテルの2階の1室に飼っているという。ドリちゃんの水を全身に受けて、灰牙は忽然と姿を消し……。

公演は、10月5・6日、11日から13日まで、18日から20日まで東京・猿楽通り沿い特設紅テント、26・27日、11月1日から4日まで東京・雑司ヶ谷・鬼子母神で行われる。