これは2027年に浜松町駅に開館予定の、港区立みなと芸術センター整備に向けたプレ事業として実施されるもの。今回のワークショップでは、劇作・演出家の上田が現在執筆中の戯曲や古典戯曲などを声に出して読みながら、その物語の背景などについて議論を行う。実施に向けて上田は、フランスで出会った亡命者の俳優が語った“厳格なムスリムの母親”の話に触れながら「私は彼女たちの存在について、西洋的なフェミニズムの文脈から離れて観察してみたいと思って戯曲を書きましたが、まだ未完成です。私はそれを皆さんと読んでみることで、私たちが生きる物語や過去の女性たちが生きた物語を、客観的に観察してみたいと思っています」と語っている。
ワークショップは第1回が9月21日、第2回が10月13日、第3回が11月10日、第4回が12月8日、第5回が12月22日、第6回が来年1月12日に実施される予定。対象者は全日程参加できる人で、定員は20名程度を予定。応募受付は9月1日まで。応募の詳細は芸術公社の公式サイトで確認を。
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Eriko Yamad @pinker_ton
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