座・高円寺の子供向けプログラム「劇場へいこう！」岩崎う大＆シライケイタがタッグ

「あしたの劇場『劇場へいこう！』2024」の一環として、東京の座・高円寺1で、「夏の夜の夢」が8月31日から9月21日まで、「小さな王子さま」が27日から10月12日まで上演される。

「あしたの劇場」は、座・高円寺が実施している子供を軸にしたプログラム。「あしたの劇場」の1企画である「劇場へいこう！」は、企業・団体からの協賛金を活用して秋に行われているプログラムで、中学生以下の子供は無料で観劇することができる。今回の「あしたの劇場『劇場へいこう！』」で上演されるのは、上演台本を岩崎う大、演出をシライケイタが手がける「夏の夜の夢」と、イタリアの演出家テレーサ・ルドヴィコと美術家ルカ・ルッツァがタッグを組む「小さな王子さま」の2作品だ。

ウィリアム・シェイクスピアの原作をもとにした「夏の夜の夢」には、山崎薫、木ノ下藤吉、武田知久、滝本圭、西脇将伍、坂本夏帆、ぎたろーが出演。なお本作は、昨年7月にシライが座・高円寺の芸術監督になって初めて同劇場で演出する作品となる。また、アントワーヌ・ド・サン＝テグジュペリの小説から着想を得た「小さな王子さま」には、高田恵篤、高橋優太、曽田明宏、酒井直之、山崎眞結、藤村港平、浅川奏瑛がキャスティングされた。いずれの作品も上演時間は約1時間5分。