原貴和「初主演の舞台がこの座組で良かった」、ミュージカル座「この唄を友に」開幕

原貴和が主演を務める「ミュージカル座『この唄を友に』」が、昨日8月1日に東京・すみだパークシアター倉で開幕した。

「この唄を友に」は、田中雅樹が脚本、田中和音が作曲・編曲・音楽監督、浮谷泰史が演出を手がける、ミュージカル座の新作ミュージカル。作中では、売れないミュージシャン・ヒロヤと、陰気な幽霊・ユウの交流がコメディタッチで描かれる。

困っている仲間にお金を貸したせいで家賃が払えず、アパートから追い出されたヒロヤは、幽霊が出るとうわさの空き家に転がり込む。そこに住み着いていたユウは、ヒロヤを追い出そうとして心霊現象をお見舞いするが、その作戦は裏目に出て……。ヒロヤ役を原、ユウ役を笠原織人が務め、そのほかテジュ、平松可奈子、吉澤まゆう、林勇輝、星豪毅、伊藤厚志、大川亜耶、椎名亜音らが出演する。

開幕に際し、原は「ヒロヤ役の原貴和です。初主演の今作が無事に初日を迎える事ができ、ホッとしています。稽古では、ヒロヤを演じる事がとても楽しく、初主演の舞台がこの座組で良かったなと心から思っています。全10公演は本当に一瞬なので一公演一公演を大切に、魂を込めて皆さまにお届けしたいです。笑いあり涙ありのコメディミュージカルをぜひ肌で感じて楽しんでいただけたら嬉しいです」とコメントした。

上演時間は約2時間。公演は8月5日まで。