兵庫県立ピッコロ劇団が立ち上げる、別役実の「さらっていってよピーターパン」

「兵庫県立ピッコロ劇団 ファミリー劇場『さらっていってよピーターパン』」が、8月3・4日に兵庫・兵庫県立尼崎青少年創造劇場 ピッコロシアター 大ホール、12月21・22日に兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホールで上演される。

「さらっていってよピーターパン」は、別役実が1997年に兵庫県立ピッコロ劇団のために書き下ろした作品。今回はピッコロ劇団の眞山直則の演出で、歌やダンスを交えて同作を立ち上げる。すっかり大人しくなってしまったピーターパンは、相変わらず夜中に子供部屋に忍び込み、子供たちをネバーランドへ連れ出してくれるものの、ちっとも冒険をさせない。しかしあるときピーターパンと子供たちが海賊と闘うことになり……。チラシ表には「感じる！ 冒険の気配……行こう ネバーランド！」というキャッチコピーが記された

なお12月公演では、子供出演者の公募が行われる。詳細は劇団の公式サイトで確認しよう。また兵庫県立尼崎青少年創造劇場 ピッコロシアター 大ホールでは、11月29日から12月6日にかけて、県内中学生を対象とした演劇鑑賞体験事業“わくわくステージ”として本作が上演される。

※初出時、本文に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。