黒柳徹子とtimelesz松島聡が歳の差カップルに「ハロルドとモード」5度目の上演決定

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ハロルドとモード『HAROLD AND MAUDE』」が、9月26日から10月10日まで東京・EX THEATER ROPPONGI、17日から21日まで大阪・森ノ宮ピロティホールで上演される。

「ハロルドとモード『HAROLD AND MAUDE』」キービジュアル

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「ハロルドとモード『HAROLD AND MAUDE』」出演者

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これは、1971年にアメリカで公開された映画「ハロルドとモード/少年は虹を渡る」をもとに、G2が上演台本・演出を手がける舞台作品。2020年に朗読劇として初演されて以降、黒柳徹子のライフワーク公演として上演が重ねられている。劇中では、79歳のチャーミングな女性・モード(黒柳)と、彼女に恋する19歳の少年・ハロルドの“一風変わった”ラブストーリーが、ブラックユーモアを交えたコメディとして展開する。5度目の上演となる今回は、これまで生田斗真、藤井流星、佐藤勝利、向井康二が演じてきたハロルド役を、timeleszの松島聡が務める。そのほかの出演者には深川麻衣山崎樹範平田満板谷由夏が名を連ねた。

黒柳は「5年目を迎えました。装置がなく、動きもありませんが、皆さまはたくさんのことを感じ取ってくださいます。4年間たくさんの感想をお聞かせいただきましたが、皆さまの想像豊かさに、毎年毎年感動しています」とコメント。

松島は「三代目ハロルドを務めたメンバーの佐藤勝利が出演した時に観劇し、今まで一度も触れた事のない“朗読劇”というジャンルの魅力に心惹かれました。僕もいつか挑戦してみたい!と、朗読劇への出演が1つの夢となったのですが、その想いが、まさかこんなにも早く叶う日が来るなんて、と驚きと喜びで胸がいっぱいです」と喜びを語り、ハロルド役については「普通に考えてエキセントリックなキャラクターに、不思議と私は違和感を余り感じませんでした。という事は、どこか私自身もハロルドに共感できる部分や何か近しい感情を持っているのかもしれないと台本を読んで思いました。人間性や人と人との絆の大切さを、丁寧に繊細に表現し、誰よりもハロルドとモードを愛したいと思います」と述べた。

G2コメント

黒柳徹子さん主演での「ハロルドとモード」。なんと今年で5度目の再演になります。

手前味噌ながらG2作品では「マイ・フェア・レディ」の4度の再演を抜いて、再演数トップを誇ります。これほどまでに再演を重ねてこれたのは、なんといっても徹子さんの熱意によるもの。そしてモード役を演じる徹子さんがとてつもなくキュートであること。さらにモードがさりげなく口にする人生をいきるコツが、とんでもなく心に染み渡ることが好評の理由かと。

毎年、黒柳さん以外は全く新しいキャストでお届けするこの作品。今年も素敵なメンバーが集まってくださいました。

久々の聡くん、初めましての板谷さん、平田さん、深川さん、酒飲み友だちですが仕事は初のヤマシゲくん。普段はなかなか実現の難しい顔合わせにセッションのおもしろさが加わって、今年もキャストの魅力を最大限に引き出してくれるでしょう。

毎年、お客様に「これはもはや朗読劇ではない!」と言って頂けるのが嬉しいこの作品。キュートな装置、グラマラスな衣装、ハートフルな音楽、そして何よりも出演者の息の合ったやりとり、ちょっぴりブラックなジョークに笑っていただき、そして最後は……。

人間や人生についてピュアに感じることができる舞台です。生きている素晴らしさを実感できる時間をお過ごし頂けるはず。

黒柳徹子コメント

喜劇がお好きな皆さまへ

皆さま、こんにちは。今年もご好評につき、朗読劇「ハロルドとモード」をやらせていただきます。今年のハロルドは松島聡さんです。今年も魅力的な顔ぶれがご出演くださいます。ハロルドの母親は板谷由夏さん。フィネガン神父は平田満さん。若い女性は深川麻衣さん。ハーレイ医師は山崎樹範さん。とても楽しみです。

朗読劇は5年目を迎えました。装置がなく、動きもありませんが、皆さまはたくさんのことを感じ取ってくださいます。4年間たくさんの感想をお聞かせいただきましたが、皆さまの想像豊かさに、毎年毎年感動しています。

この作品は、おもしろい変わったお婆さんのモードと、青年ハロルドとのラブストーリーです。ハロルドはお金持ちの息子ではありますが、孤独で「人生、死んだほうがまし」と考えているような手のかかる青年です。でも、変わってるモードに対しては、心を許していきます。

私が「ハロルドとモード」の舞台を最初に見たのは1977年。モードを演じたのは、フランスの名優、ジャン=ルイ・バローの奥さん、マドレーヌ・ルノーでした。その後、文学座の先輩でもあった長岡輝子さんの舞台も見ました。笑いと涙が交錯して、とても印象的で、その時から、私もモードの役を演じてみられたらなと思っていました。お待ちしております。

松島聡コメント

以前、三代目ハロルドを務めたメンバーの佐藤勝利が出演した時に観劇し、今まで一度も触れた事のない“朗読劇”というジャンルの魅力に心惹かれました。

僕もいつか挑戦してみたい!と、朗読劇への出演が1つの夢となったのですが、その想いが、まさかこんなにも早く叶う日が来るなんて、と驚きと喜びで胸がいっぱいです。

言葉だけで想像する時間を、皆様と共に味わい過ごす事が、今から楽しみで仕方がありません。

ハロルドという役は、普通に考えてエキセントリックなキャラクターに、不思議と私は違和感を余り感じませんでした。という事は、どこか私自身もハロルドに共感できる部分や何か近しい感情を持っているのかもしれないと台本を読んで思いました。

人間性や人と人との絆の大切さを、丁寧に繊細に表現し、誰よりもハロルドとモードを愛したいと思います。

喜劇なのに、泣けてしまう。

笑いと涙が交錯した新しい感覚になる心温まるストーリーです。

朗読劇は初挑戦ですが、黒柳さんをはじめ素敵なキャストの皆さんとご一緒出来る事が光栄ですし、以前にもお世話になった演出家のG2さんと再びご一緒させていただける事も楽しみです。

使命感を持って精一杯努めて参りますので、ぜひこの秋、ハートフルな物語をお楽しみください!

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ハロルドとモード「HAROLD AND MAUDE」

2024年9月26日(木)~2024年10月10日(木)
東京都 EX THEATER ROPPONGI

2024年10月17日(木)~2024年10月21日(月)
大阪府 森ノ宮ピロティホール

スタッフ

作:コリン・ヒギンズ
上演台本・演出:G2

出演

黒柳徹子 / 松島聡 / 深川麻衣 / 山崎樹範 / 平田満 / 板谷由夏

公演・舞台情報
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⌛️どっこい平八郎⌛️ @doccoi88

えええええ!似合いすぎでしょ!板谷さんも大好き https://t.co/2Epr6EkKb7

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