西村まさ彦の私塾から生まれた演劇集団 富山舞台、初の東京公演「ポンコツ車と五人の紳士」

「演劇集団 富山舞台 第5回公演『ポンコツ車と五人の紳士』」が、8月9日から11日まで東京のOFF・OFFシアターで上演される。

演劇集団 富山舞台は、俳優・西村まさ彦が地元の富山で設立した俳優養成講座w.v.aから誕生した劇団。第5回公演となる今回は、初の東京公演となる。「ポンコツ車と五人の紳士」は、サミュエル・ベケットの「ゴドーを待ちながら」の影響を受け、別役実が執筆した不条理劇。浮浪者のような5人の男が、どこからともなくやって来て、とりとめのない会話に終始する。ある日、男たちに1通の手紙が届き……。

演出を雅彦が担当。出演者には中易百恵、阿閉三興、武内良樹、谷龍彦、前田奈津が名を連ねた。上演時間は約1時間。