今作が一番良かったと思ってもらえるように…宮下貴浩×私オムの「愚れノ群れ」開幕

「宮下貴浩×私オム プロデュース 第7回公演 舞台『愚れノ群れ』」が昨日6月5日に東京・シアターサンモールで開幕した。

これは、俳優・宮下貴浩と劇作家・私オムが、2018年からライフワークとして続けているプロデュース公演の第7弾。「愚れノ群れ」では、小学生の頃からの幼なじみ3人組が共にヤクザになり、次期組長の座を巡って争う人情物語が展開する。物語の中心となる同級生3人組の久寺孝雄役を安里勇哉、出口潤輝役を赤澤燈、橘靖也役を前川優希が演じ、ヤクザになった彼らにかわいがられる沖本真之助を定本楓馬、吉村を横山涼、ヤクザの幹部で組長の座を狙う加藤光平役を玉城裕規、先代組長の意思を受け継ぐ若頭の森田役を宮下貴浩が演じている。

開幕に際し宮下は「7回目の私オムとの公演になります。毎回『今作が一番良かった』と思ってもらえるように作っております。今回も素晴らしいメンバーが集まってくれたので、楽しんでいただけたらと思います」と手応えを述べる。安里が「ヤクザものということで重たく受け止めがちだと思いますが、本当にそこに生きている人物にフォーカスを当てて、見て楽しんでいただけたらと思います。頑張ります！」と言い、「がんばるぞー！」と叫ぶと、ほかのキャストたちも「オー！」と続いた。

公演は6月12日まで行われる。