少年忍者・元木湧、主演作「バンクパック」に自信「お客さんが笑ってくれてる画が想像できる」

少年忍者の元木湧が主演を務め、少年忍者の久保廉が共演する「WBBvol.25『バンクパック』」が、本日6月1日に東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAで開幕した。

佐野瑞樹と佐野大樹の兄弟ユニット・WBBによる「バンクパック」は、2022年にも上演された“タイムリープシチュエーションコメディ”。若くして新人賞をもらった人気小説家・藤澤智彦（元木）は、大学進学と共に上京する。しかし、おばと訪れた銀行で銀行強盗・竜也（久保）に遭遇し、命を落とす。そこへ、時間を戻す力を持つという、藤澤の小説の大ファンを名乗る男が現れて……。

開幕に際し、元木は「いよいよ、バンクパックの幕が上がります！ 僕個人として初めてのコメディ、そしてループものです。お客さんが笑ってくれてる画が想像できるほどとても面白い舞台になってると思います。そして個性豊かなキャラクター達がいます！ 勿論笑いありですがガラッと空気感が変わるシーンまで盛りだくさんなので、是非劇場に足をお運びください！」、久保は「僕にとってこの舞台は、色々と初めての経験が多い舞台で稽古始めの時は、自分にこの役が務まるかどうか心配を抱えていました。ですが、共演者の皆さんが優しく色々と教えてくれて、とても楽しい稽古で勉強になりました。僕は、稽古でやったことを全力で体現し、演技が良かったと言ってもらえるように全力で竜也になりきりたいと思います。また、今後演技のお仕事をやりたいと思っているので稽古だけでなく舞台の本番中でもレベルアップして、次に繋げられるように頑張ります。これから10日間よろしくお願いします」とそれぞれ思いを述べた。

脚本・演出を手がけ、悪魔役で出演もする佐野瑞樹は「僕の作品の主役はどれも大変なんですが、バンクパックの主役はぶっちぎりで大変です。なんせ一度もハケずにセリフを喋りっぱなし。やることいっぱい!! なので僕はこの藤澤だけは避けて通ってます。それを元木君は平然とやってのけてます。それに引っ張られてカンパニー全体が勢い付いています。『ワクワク』しますね!!（笑） みんなでシチュエーションコメディを楽しみましょう!!」とコメントした。

上演時間は約1時間30分で、公演は6月10日まで。