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「松竹新喜劇 喜劇発祥120年」では、“喜劇”の生みの親・曽我廼家五郎が一堺漁人の名で執筆した「幸助餅」と、松竹新喜劇結成の要となった曽我廼家十吾が茂林寺文福の名で、二代目渋谷天外が舘直志のペンネームを用いて合作した「村は祭りで大騒ぎ」の2本が披露される。
「幸助餅」は、相撲好きが高じて身代を潰した男と、贔屓力士との人情の機微を描いた物語。「村は祭りで大騒ぎ」は娘の結婚を巡り、本音と建前の間で揺れる母親の心情をつづる作品で、川中が母を演じる。川中は「夢が叶って、今回出演させていただけることになりました」「色がまったく違う2本立て! ぜひご覧ください」と呼びかけた。なお川中はカーテンコールで「二輪草」や新曲「人生日和」などを歌唱する。
公演は5月19日まで。
藤山扇治郎コメント
今月5月は、祖父・藤山寛美の命日でございます。その月に公演できること、大変ありがたく思っております。また祖父が演じていた「幸助餅」の主人公、大黒屋の幸助を演じさせていただきます。精一杯つとめます!
渋谷天笑コメント
3月15日に渋谷家に養子縁組いたしまして、本公演がはじめての天外さんとの親子公演でございます。ただ公演中に一切の絡みはございません(笑)! よろしくお願いいたします。
曽我廼家一蝶コメント
曽我廼家五郎さんと十郎さんが喜劇というものをつくってから、本年はちょうど120年目の年でございます。松竹座の左側には、曽我廼家喜劇喜劇発祥之碑もございます。ぜひ後ほどご覧ください! 舞台もよろしくお願いします。
曽我廼家いろはコメント
曽我廼家五郎さんと十郎さんのゆかりの作品を2本上演いたします。この公演に“曽我廼家いろは”として出演させていただけること、大変ありがたく思っております。ここにいるみなさま全員来てくださるんですよね?(笑)ありがとうございます!
曽我廼家桃太郎コメント
今日は玄関を出て、晴天ぶりにびっくりしました! 公演初日に、おてんとうさまに心晴れやかしていただきました。そしてここに集まってくださった皆様の晴れやかなお顔から元気をいただきまして、千穐楽まで元気よく皆様に楽しんでいただけるよう頑張ってまいります。
川中美幸コメント
私はお芝居が大好きで、これまでもいちファンとして「松竹新喜劇」をよく観劇しておりました。いずれは松竹新喜劇に出てみたいと思っており、昨年声に出したところ、言霊というのでしょうか。夢が叶って、今回出演させていただけることになりました。歌も歌わせていただけることになっておりますので、ぜひお聞きいただきたいです。「幸助餅」はとても感動的な作品です。わたしが出演させていただく「村は祭りで大騒ぎ」は本当に楽しいお話でございます。色がまったく違う2本立て! ぜひご覧ください。
松竹新喜劇 喜劇発祥120年
2024年5月10日(金)〜19日(日) ※公演終了
大阪府 大阪松竹座
出演
ゲスト
※高田次郎の「高」ははしご高が正式表記。
大阪ニュース @Osaka_headlines
「松竹新喜劇 喜劇発祥120年」開幕、初登場・川中美幸は「まったく違う2本立て」アピール https://t.co/Wq51AIPf9y