FOURTEEN PLUS 14+が舞台手話通訳・字幕付きでカフカ「変身」を上演

4

83

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 15 29
  • 39 シェア

FOURTEEN PLUS14+ 舞台手話通訳・字幕付き公演「変身」が1月19日から21日まで福岡・ぽんプラザホールにて上演される。

FOURTEEN PLUS 14+ 舞台手話通訳・字幕付き公演「変身」チラシ表

FOURTEEN PLUS 14+ 舞台手話通訳・字幕付き公演「変身」チラシ表

大きなサイズで見る(全2件)

これは、福岡を拠点に活動するFOURTEEN PLUS14+が、フランツ・カフカの「変身」を中嶋さとの構成・演出により立ち上げるもの。ある朝目覚めると、グレーゴル・ザムザは自分が1匹の巨大な虫になっていることに気がついて……。

なお本公演は舞台手話通訳・字幕付き公演となっており、舞台字幕はフォントや文字の太さ、色、オノマトペ表現などを工夫して、舞台上で繰り広げられる表現の1つとして機能するように工夫が凝らされる。また千秋楽となる21日13:00開演回はライブ配信とアフタートークが行われる。

上演に向けて中嶋は「舞台手話通訳は『情報補償のための伝達手段』として機能するだけではなく、表情や身体を使い、登場人物の心情を炙り出したり、場面の空気感を助長させる等、新たな演出効果として発展性のある分野だと確信した。また、文化芸術は全ての人が享受できるべきものであるにも関わらず、障害者にも共に楽しむことができる舞台芸術作品はとても少ない。豊かな共生社会を目指す為にも、今後は、舞台手話通訳・字幕付きの演劇作品を上演する機会を少しずつ増やしていきたいと思っている。今作は、聴者よりでもない、聾者よりでもない作品に挑戦したい」と想いを語っている。

この記事の画像(全2件)

FOURTEEN PLUS 14+ 舞台手話通訳・字幕付き公演「変身」

2024年1月19日(金)~21日(日)
福岡県 ぽんプラザホール

原作:フランツ・カフカ
構成・演出:中嶋さと
出演:中嶋さと(20日)、トクドメハルナ(19・21日)、佐藤柚葉、吉田忠司
ゲスト:関岡マーク
舞台手話通訳:野上まり、工藤知子

全文を表示

読者の反応

  • 4

Asako HIROKAWA @asako_hirokawa

嬉しい動きです♪ 2023年1月に続く、福岡で2回目の取り組み。
#舞台手話通訳
#劇場をアクセシブルに https://t.co/B3Uu1utqgz

コメントを読む(4件)

関連記事

FOURTEEN PLUS 14+のほかの記事

リンク

このページは株式会社ナターシャのステージナタリー編集部が作成・配信しています。 FOURTEEN PLUS 14+ / 関岡マーク の最新情報はリンク先をご覧ください。

ステージナタリーでは演劇・ダンス・ミュージカルなどの舞台芸術のニュースを毎日配信!上演情報や公演レポート、記者会見など舞台に関する幅広い情報をお届けします