ほろすこーぷずが3劇団による3作品のオムニバス公演「LOVEホのはなし」

演劇ユニットほろすこーぷず「ほろすこーぷず番外企画 オムニバスシアター第1弾『LOVEホのはなし』」が12月14日から17日まで東京のOFF・OFFシアターにて上演される。

ほろすこーぷずは、演出家の浦浜綾ユが会話劇を上演するために立ち上げたユニット。第2回公演となる今回は、“LOVEホテル”をテーマに、3団体が短編演劇3本を披露する。上演作品は、カオスエンターテインメント「アイ部屋」、ほろすこーぷず「私たちの部屋」、メリケンギョウル「Young In N」。幕間には、ショーダンサーの春名キキが登場し、パフォーマンスを披露する。

企画意図について浦浜は「他団体へ声をかけた理由は、テーマである『ラブホテル』のイメージには、性差はもちろん個人差が大きいと考えたからだ。複数の作家の作品を一挙に上演する事で、テーマである『ラブホ』に対する捉え方や、演劇的な表現方法の違いが比較しやすいのではないかと期待している。また、演劇人同士に留まらず1980年より『春名キキ』の芸名でショーダンサーとしても活動してきた、京都を拠点に活動する舞踏家の今貂子氏をゲストダンサーに迎え、3つの短編の合間にパフォーマンスを挟むかとで物語（思考）の世界と、肉体（物質）の世界を行き来する様にし、新たな表現の可能性をみつける契機としたい」と語っている。なお本公演はオンラインでも配信される予定。