言式「解なし」が、本日10月25日に東京・博品館劇場で開幕。これに先駆け、囲み取材とゲネプロが行われた。
言式は、
囲み取材には、梅津と橋本が登場。梅津は「短い稽古期間だったのですが、毎日『これは良いものになるな』と実感しながら祥平と稽古を重ねていました。絶対に面白いものができたと確信しているので、あとは来場される皆さんがどう咀嚼するか、という心持ちでこの場に立っています」と自信を見せる。
「早くいろいろな方に、梅津瑞樹という才能を観ていただきたい」と瞳を輝かせる橋本は、作品の見どころについて「ネタバレになっちゃうのであまり言えないのですが、劇中には、お客さんがびっくりするような仕掛けが登場します。もしかしたら『これはトラブルなんじゃないか』と思われてしまうかもしれないのですが(笑)、(その仕掛けが)いつ来るんだろう、とドキドキしながら待っていてほしいですね」といたずらっぽく笑う。梅津は、2人の背後に積み上げられたボックスを指して「劇中でさまざまに形を変える、このブロックも見どころの1つですね。僕、ボックスを使った仕掛けがすごく好きで。本当に何にでもなりますし、観ている方々の想像力に訴えることができるんですよね」と話す。さらに「“みんなで1つのものを観る”という体験を特別なものにしたい、という思いが、作品の随所にちりばめられているので、ご覧になられる方それぞれに、お気に入りのポイントを見つけていただけたら」と思いを述べた。
なお、梅津は本公演で初めて脚本・演出を務めた。橋本は、演出家としての梅津について「アドバイスが的確! そして、普段の僕たちの距離感は近いのですが、演出を受けているときは、なぜか瑞樹に対して、自然と敬語になってしまっていましたね(笑)」と明かし、梅津から「なんで!?(笑)」というツッコミを受ける。さらに橋本は「今回、瑞樹の俳優としての面と演出家としての面、それぞれを見ることができてぜいたくでした。本当に、瑞樹本人が一番大変だったと思います。瑞樹のためにも、そして言式というユニットのためにも、必ず公演を成功させたいですね!」と言葉に力を込めた。
梅津は、演出家として見た橋本の印象を「言式は、僕が俳優としての祥平に惚れ込んで立ち上げたユニットです。今回演出家として彼に接して、こんなに信頼できる人はいないと感じました。彼と一緒だったからこそ、この短い稽古期間で作品を完成させられたと思っています」と話し、「祥平を応援している方も多く観に来られると思うのですが、その方々にまだ見たことのない祥平をお見せしたいですね。『俺はこんな祥平も知ってるけど、お前ら知らなかったの?』と、謎のマウントを取りに行きたいです!(笑)」と、橋本と顔を見合わせて笑い合った。
上演時間は約1時間30分で、公演は10月29日まで。なお、29日千秋楽公演の模様は、シアターコンプレックスでライブ配信される。詳細は公式サイトを確認しよう。
関連記事
志木🦕🍷🧀🐑 @silokane7
【会見レポート】言式「解なし」開幕、梅津瑞樹が橋本祥平ファンに“謎マウント”「まだ見たことのない祥平を」(舞台写真あり) https://t.co/SGpkBa4Ifa