team UZU.UZUの旗揚げ公演、キャプテンの森ようこ「寺山スピリットを胸に」

森ようこがキャプテン、佐藤梟が副キャプテンを務めるteam UZU.UZUの旗揚げ公演「うずうず / ぐるぐる」が、9月27日から10月1日まで東京・シアター711で上演される。

本公演では、本公演「うずうず」と、特別公演「ぐるぐる」が同時期に披露される。「うずうず」はサミュエル・ベケットの戯曲「ゴドーを待ちながら」を下敷きに、ベケットや太宰治、夢野久作らのテキストを用いて創作される作品。「ぐるぐる」は、寺山修司の幻想童話「赤糸で縫いとじられた物語」より、「踊りたいけど踊れない」「数字のレミ」を、フルートとバイオリンの生演奏で舞台化するものとなる。

出演者には、岩坪成美、大図愛、ぎたろー、小林桂太、佐藤、多治見智高ジーザス、田中真之、田中りか、長谷部洋子、三浦ゆかり、森、好井子ユミが名を連ねた。なお、「うずうず」には本多一夫、「ぐるぐる」には鈴木和美とのぐち和美が特別出演する。

上演に向け、森は「万有引力で叩き込まれた寺山スピリットを胸に、“好奇心に忠実に”創作しています。その為に、魅力的で尊敬できる、愉快で素晴らしい表現者たちが集まってくれました。年齢、経験を重ねていくことに勇気を持ち、自分自身の心が豊かである喜びを観客と共に劇場全体で共感することを目指します。わたしたちの芝居をみて、部屋に花を飾りたくなったり、ひと駅歩いて帰りたくなったり、蕎麦にネギをいれてみたくなったりしてもらえたら、こんなに嬉しいことはありません」とコメントした。