マシュー・ボーンの「ロミオ＋ジュリエット」2024年4月に初の来日公演決定

「マシュー・ボーンの『ロミオ＋ジュリエット』」の初来日公演が、4月10日から21日まで東京・東急シアターオーブで上演されることが決定した。

本作は、シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」を原作に、マシュー・ボーンが演出・振付を手がける作品。2019年5月、ボーン率いるニュー・アドベンチャーズが、オーディションで選んだ若手ダンサーと共にイギリスで初演した。今年、イギリスでの国内ツアー公演を皮切りに再演がスタート。日本公演は、来年の世界ツアーの一環として行われる。ボーン作品の日本での上演は、2019年の「マシュー・ボーンの『白鳥の湖～スワン・レイク～』」以来、約5年ぶりとなる。

本作では、セルゲイ・プロコフィエフの音楽に乗せて、近未来を舞台にしたストーリーが展開。反抗的な若者たちの矯正施設、ヴェローナ・インスティテュートで出会ったロミオとジュリエットは引かれ合うが、ある悲劇に見舞われて……。

ボーンは「この作品がニュー・アドベンチャーズのレパートリーとして再演を果たし、若者たちの力強い愛の物語を皆さまにお届けできることを大変楽しみにしています」とコメントしている。チケット発売は12月を予定。

マシュー・ボーン コメント

新作として「ロミオとジュリエット」に取り組むことには長年ためらいがありました。これほど多くのバージョンが上演されている原作からこれ以上新しいことができるのだろうか？と考えたからです。

しかし、2019年に始まった英国全土の若い才能を育成するプロジェクトの中にインスピレーションを得ることになりました。私がいつも仕事をしている世界的なクリエイティブ・チームに、新進気鋭のクリエイターやキャストを迎えて、素晴らしい作品を創ることができました。そして、それは予想外の大ヒット作となったのです！

この作品がニュー・アドベンチャーズのレパートリーとして再演を果たし、若者たちの力強い愛の物語を皆さまにお届けできることを大変楽しみにしています。

2024年4月上演決定「マシュー・ボーンの『ロミオ＋ジュリエット』」