小松台東の新作「オイ！」開幕、松本哲也「誰にでもあったあの頃を、是非劇場で」

小松台東の新作公演「オイ！」が、本日8月3日に東京のザ・スズナリで開幕する。

松本哲也が作・演出を手がける本作は、宮崎に暮らす高校の同級生男女6人の物語。劇中では、1997年の高校時代と、2023年の現在を舞台に物語が展開し、人生で初めて“老い”を背負い始めた世代の苦悩や悲哀が描かれる。出演者には松本のほか、モダンスイマーズの小椋毅、MONOの尾方宣久、演劇集団 円の吉田久美、竹原千恵、小松台東の瓜生和成、今村裕次郎、小園茉奈が名を連ねた。

開幕に際し、松本は「高校生のワイワイ楽しい話を書こうとスタートしたが、その結果、憂いの部分がとて染み入る作品となりました。誰にでもあったあの頃を、是非劇場で」とコメントした。

上演時間は約1時間55分。公演は8月13日まで。なお一部公演では、アフターイベントやアフタートークが開催される。詳細は公式サイトで確認しよう。