人生の“黄昏時”は愛おしい、札幌ハムプロジェクト「黄昏ジャイグルデイバ」本日から

札幌ハムプロジェクト「黄昏ジャイグルデイバ」が、本日7月22日に北海道・生活支援型文化施設 コンカリーニョで開幕した。

とあるカフェに、中年になった高校時代の同級生4人が集まった。彼らは、昨年亡くなったもう1人の親友・鈴木達夫を明るく偲ぶ。酒も入り思い出話に華が咲いたころ、保険屋の田村誠が「人間は、死ぬ。だから、考えたんだ」と切り出して……。

「黄昏ジャイグルデイバ」は主宰・すがの公が作・演出を手がける作品。2021年に東京・下北沢で初演され、昨年に北海道・札幌のキャストで再演された。今回は「札幌演劇シーズン2023 夏」に選出され、札幌キャストと東京キャストによる回替わり上演が行われる。

本作のチラシには「じんわり静かに心に沁みる、中年による中年のための中年の会話劇。人生の黄昏時は、こんなにおかしくて、愛おしい」というコピーが記された。札幌キャストには能登英輔、フルサキエミ、江田由紀浩、横尾寛、赤坂嘉謙、優美花、渡辺ゆぱ、東京キャストには籔中耕、菊池美里、ナカムラユーキ、すがの、後藤文一郎、優美花、傍嶋史紀が名を連ねている。

公演は7月29日まで。