十七戦地「オダマキとフクロウ」大学追われた老哲学者巡る、“やがて哀しい”論争劇

3

25

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 10 14
  • 1 シェア

十七戦地「オダマキとフクロウ」が、9月20日から24日まで東京・東京おかっぱちゃんハウスで上演される。

十七戦地#13「オダマキとフクロウ」チラシ表

十七戦地#13「オダマキとフクロウ」チラシ表

大きなサイズで見る(全2件)

「オダマキとフクロウ」は、東京を拠点に活動する十七戦地の第13回公演。柳井祥緒が脚本・演出を手がけ、十七戦地の北川義彦、藤原薫、小林祐真、そして北川竜二、永松昌輝、かはづ書屋の森尾繁弘が出演する。舞台は終戦直後の昭和21年。“誤った哲学で戦争を正当化した”として大学を追われた老哲学者の自宅で、弟子たちがその処遇をめぐって意見を交わし合う。

十七戦地の座長・北川義彦は、「今回は客演陣に男性3人をお迎えしてお送りします。過去にも十七戦地に参加していただいたことのある、頼りになる御三方です。おじさんが多くて少し暑苦しいかもしれませんが、十七戦地らしい論争劇をお見せする事が出来ると思います! ご来場お待ちしております!」とコメント。また、柳井は「日本国民を戦争熱に巻き込んだ挙句、敗戦を迎えた責任の一端が、彼らの言論にあったのではないか。そんな問いから物語は始まります」と説明し、「哲学者たちがプライドを賭けた激論を交わします。とは言え小難しいお話ではありません。可笑しくて、やがて哀しい論争劇。一幕物演劇の醍醐味を楽しんで頂けると思いますので、ぜひご来場下さい」と呼びかけた。上演時間は約1時間10分で、チケットは8月1日12:00に発売。

この記事の画像(全2件)

十七戦地#13「オダマキとフクロウ」

2023年9月20日(水)~24日(日)
東京都 東京おかっぱちゃんハウス

脚本・演出:柳井祥緒
出演:北川義彦、藤原薫、小林祐真 / 北川竜二、永松昌輝、森尾繁弘

全文を表示

読者の反応

  • 3

Kyoko Fjmr @kyonsuk

ステージナタリーで『オダマキとフクロウ』ご紹介いただきました。座長•北川と脚本演出•柳井のコメントも。 https://t.co/GUQ7tjfGC5

コメントを読む(3件)

十七戦地のほかの記事

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャのステージナタリー編集部が作成・配信しています。 十七戦地 / 柳井祥緒 / 北川義彦 の最新情報はリンク先をご覧ください。

ステージナタリーでは演劇・ダンス・ミュージカルなどの舞台芸術のニュースを毎日配信!上演情報や公演レポート、記者会見など舞台に関する幅広い情報をお届けします