劇団ぼるぼっちょ4年ぶりの新作音楽劇「魔女のメヌエッサ」に高橋由美子ら

劇団ぼるぼっちょ 音楽劇「魔女のメヌエッサ」が、9月7日から17日まで東京・浅草九劇で上演される。

これは、劇団ぼるぼっちょにとって約4年ぶりとなる新作音楽劇。主宰の安倍康律が作・演出・作詞・作曲を手がける本作では、魔女のメヌエッサが、心の醜いオーディル伯爵を罰するため、強欲な騎士・バルコスを利用する物語が描かれる。チラシ裏には「魔女の世界はさかさまさ…人の世界とさかさかまさ…」「良いが悪い、悪いが良い…賢き女と愚かな男の、巡り廻る恋愛悲喜劇」という文章が記載された。出演者にはメヌエッサ役の高橋由美子のほか、岡田亮輔、石井雅登、那須愛理佳、ぼるぼっちょ劇団員の田中秀哉、碓井菜央、安倍が名を連ねた。演奏を杉田未央と砂川彩乃、宣伝美術を廣瀬友祐が担当。

安倍は4年ぶりの劇場公演に向けて期待と不安をつづり、「それなりに年を重ねた役者が集まっての恋愛悲喜劇です。なので、もしかしたら、喜劇な悲劇に見えるかもしれませんが、悲劇な喜劇になる予定です。でも、それは、つまりは、喜劇な悲劇なのかもしれません。どうぞ、お楽しみに」と観客に呼びかけた。

チケットの一般販売は7月7日11:00にスタート。

安倍康律コメント

4年ぶりの劇場公演!! この高揚感が、とても懐かしいです。劇場公演と格好良く言ったものの、劇場で公演したのは2019年の「パンピスの森」だけで、あとは、ずっと、マンションの1室で公演していたわけですが……とにかく、お客さんを前にしての公演が楽しみです。

そして、この不安感も懐かしいです。なにせ、4年ぶりですので、皆さん、ぼるぼっちょの存在を忘れてしまっているのではないかと……切実に、皆さんが来てくださることを願っております。

期待と不安を胸に抱きながら、集まってくださった演者、裏方、お客さんと共に、最高の「魔女のメヌエッサ」を創り上げられればと思います。

それなりに年を重ねた役者が集まっての恋愛悲喜劇です。なので、もしかしたら、喜劇な悲劇に見えるかもしれませんが、悲劇な喜劇になる予定です。でも、それは、つまりは、喜劇な悲劇なのかもしれません。どうぞ、お楽しみに。

僕も楽しみにしております。劇場でお会いしましょう!!