「皆さんに楽しんでもらえるように」凰稀かなめ主演「ホロー荘の殺人」開幕

ノサカラボ「ホロー荘の殺人」が、昨日5月3日に東京・三越劇場で開幕した。

ノサカラボは、世界の名作ミステリーを舞台化・上演する長期プロジェクト。今回の公演では、アガサ・クリスティの「ホロー荘の殺人」を野坂実の演出・構成で送る。ある秋の週末、イギリス・ロンドン郊外のホロー荘に住むヘンリー・アンカテル卿とその妻ルーシーのもとに、親しい人々が集まった。その翌日、銃撃事件が起きて……。

主演を務める凰稀かなめは、聡明で美しい前衛彫刻家ヘンリエッタ・アンカテル役で出演。凰稀は「1カ月みんなでお稽古してきましたので、とにかく失敗を恐れず、皆さんに楽しんでもらえるようにがんばりたいと思います」と意気込みを語る。ジョン・クリストゥ医師の妻ガーダ・クリストゥ役の紅ゆずるは「この座組でしかできない『ホロー荘の殺人』を目指しまして、観てくださる皆様にいろいろ考えていただき、ご自身の生活を見返っていただくようなそういう作品になれば良いなと思っております」と観客にメッセージを送った。

本作には凰稀、紅のほか、林翔太、高柳明音、旺なつき、綾凰華、佐々木梅治、河相我聞、細見大輔、松村優、中尾隆聖が出演。公演は5月8日まで。