「ランウェイミュージカル『ファッション・フリーク・ショー』」が、5月から6月にかけて東京と大阪で上演される。これを記念し、同公演とコラボレートしたアフタヌーンティーバスツアーの運行が、本日5月1日に東京都内でスタートした。
「ファッション・フリーク・ショー」は、世界的なファッションデザイナーであるジャンポール・ゴルチエの半生を描く舞台作品。作中では、実際にパリコレに登場したオートクチュールコレクションが200着以上披露される。今回は日本オリジナル演出で上演され、日本公演ゲストとして一部上演回に七海ひろき、江口拓也、城田優、ナジャ・グランディーバが出演。公演は5月19日から6月4日まで東京・東急シアターオーブ、7日から11日まで大阪・フェスティバルホールで行われる。
アフタヌーンティーバスツアーは、ロンドンバスに乗ってアフタヌーンティーを楽しみながら東京を観光できるバスツアー。今回のコラボレートでは、“アバンギャルド&ジャングル”をコンセプトに飾り付けられたバスの内装や、アフタヌーンティーのメニューを楽しめる。
東京・南青山の集合場所に到着すると、2階建ての真っ赤なロンドンバスが視界に飛び込んできた。乗降口からバスに入り、2階に上がると車内はショッキングピンクのブーゲンビリアやツタでデコレーションされており、乗客を“アバンギャルド&ジャングル”な世界観にいざなう。
着席すると、テーブルにはすでにアフタヌーンティースタンドときらびやかなスイーツ、セイボリー、そして「ファッション・フリーク・ショー」のビジュアルが使用された、本ツアーのパンフレットがセッティングされていた。その後は間もなく、車内に“天の声”によるアナウンスが流れてくる。まるでテーマパークのように楽しげな“天の声”が「出発!」と合図をすると、ロンドンバスが南青山の街を走り始めた。
乗客に提供されるのは、「ファッション・フリーク・ショー」にちなみ、“フェティッシュ”や“アバンギャルド”を表現したメニュー。スタンドには「ファッション・フリーク・ショー」のビジュアルがプリントされたオリジナルクッキーのほか、ゴルチエの出身地であるフランスをイメージしたマカロン、カヌレ、カップケーキなどのお菓子や軽食が並んでいた。
ロンドンバスはまず、南青山から渋谷、表参道、明治神宮前方面へと走行。ツアー中には“天の声”が注目スポットを解説する場面もあり、渋谷のスクランブル交差点を通過する際には「1回の青信号でスクランブル交差点を渡る人数クイズ」が出題された。またツアーの中盤では、焼きたてのスコーンがクロテッドクリーム、ジャムと共に乗客にサーブされる。ぜひ2階建てのバスから東京の街並みを見下ろしつつ、ホカホカのスコーンと紅茶を楽しんでみては。
ツアー後半ではロンドンバスが、国立競技場前を通って明治神宮外苑いちょう並木方面へ。いちょう並木では、社内を飾るブーゲンビリアのピンク色と、新緑に染まる木々のコントラストを楽しむことができる。その後は青山霊園の脇を通り抜けて六本木方面に向かい、最後は青山学院大学前に到着してバスツアーは終了した。
本アフタヌーンティーバスツアーの所要時間は約1時間30分。運行は5月31日まで行われる。なおツアーと「ファッション・フリーク・ショー」の観劇を併せて楽しめるコラボチケットも販売されている。詳細は公式サイトで確認しよう。
「ランウェイミュージカル『ファッション・フリーク・ショー』」
2023年5月19日(金)~6月4日(日)
東京都 東急シアターオーブ
2023年6月7日(水)~11日(日)
大阪府 フェスティバルホール
出演:Amelye Solange、Anna Engerstrom、Anouk Viale、Beau Sargent、Clyde Devoh、Demi Mondaine、Dylan Finlande、Jonathon Luke Baker、Jordan Boury、Lauryn Allman、Lea Vlamos、Maud Amour、Max Cookward、Patric Kuo、Quentin Digregorio、Ritchy Cobral、Sally Jayne、Samuel Dilkes、Thea Carla Schott、Verity Wright
日本公演ゲスト(出演日順):七海ひろき、江口拓也、城田優、ナジャ・グランディーバ ほか
※日本公演ゲストは日程限定で出演。
※Anna Engerstromの「o」はウムラウト付き、Lea Vlamosの「e」はアクサンテギュ付き、Thea Carla Schottの「o」はファイが正式表記。
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